丁度ドリームキャストの製造終了が決まって数年後。一般店舗に最後のドリームキャスト本体が入荷するしないといった頃の話。
店に本体が入ってきたしばらく後だったと思う、店に珍しい周辺機器が入ってきた。
そんな周辺機器があったんだと思われる人が多いと思うけど、あったんですよ。
その周辺機器の名前は「ドリームキャスト カラオケ」。
これはいわゆる通信カラオケで、確かセガカラのシステムを取り入れたものだったかと思われる。アナログモデム(もしくはブロードバンドモデム)をカラオケ側にくっつけて、そこにモジュラージャック(もしくはLANケーブル)を挿すといったもの。カラオケはアナログモデム(もしくはブロードバンドモデム)を外したところにくっつける・・・という仕組みだったと思う。
(※初出DAMと書いたところをセガカラに修正)
買うとマイクが1本(きちんとしたカラオケ用のマイク。コントローラデバイスに挿すマイクとは別物)付いてくる。ソニックの顔が付いたパッケージ(記憶が確かなら青色のパッケージだったような・・・)に入っているものだ。
それが何台か入って来たのだが、驚いたのがその仕入れ値。
普通、仕入れ値は定価のだいたい75%をつけるのが相場なのですが、今回の場合、超破格値で買っていたのだ。
その値段・・・
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・・・1円っすよ!い ち え ん !
いっくらドリームキャスト終わったーって言われていた時期だったけど、周辺機器1円で買っちゃいかんよ・・・。作ったメーカーに失礼じゃないのか?
・・・いや、あの時来た取り引き先はセガだったような(爆)。
・・・いくらなんでも自虐的過ぎだよな、オイ。
あ、念のため言っておきますけど、ピカピカの 新 品 ですから(核爆)。
で、これを本体と同じ価格の9980円で販売していたのだからタチが悪い(汗)。
まぁ、ゲーム屋で働いて一番の衝撃的出来事はコレだったんですけどね。だって常識では考えられない価格だもの。ボロ儲けじゃん(笑)。