(※)ゴシック・アンド・ロリータの略。いわゆるフリフリ系の衣装(ロリータファッション)に悪魔的・耽美的・エロティックな要素(ゴシック)を加えたもの。
Wikipedia「ゴシック・アンド・ロリータ」より一部参照・引用
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
アルカナシティの修道院に住む葉山小十乃は幼い頃両親に捨てられ、修道院で育てられた少女。普段は白藤菜月と共に街で多発している幼児誘拐事件の犯人を追跡する少女探偵だ。
またあと一歩のところで犯人に逃げられてしまった満月の日、小十乃は記憶喪失の不思議な雰囲気を持つ少年と出会う。
実はその少年は、犯人が追いかけていた謎の力を持つ少年だったのだ。
その少年がさらわれたことをきっかけに、今度こそ犯人を捕まえようとした小十乃だったが、逆に追い詰められてしまう。その時、謎の少年は小十乃に不思議な力を与える・・・。
作品としては、元来の年齢層(深夜アニメという特性上、ハイティーンから30代前半まで)を狙った作りというより、むしろさらに下で、少女コミック的な作られ方もあるのしれないが、10代・もしくは小学校低学年レベルの女子を意識した作風が垣間見える(その例として、作中の人物紹介になぜかカタカナにまでかなルビが振ってあるところ)。
また、深夜アニメには珍しく、歌詞テロップ付。そしてオープニングの歌詞テロップの出し方が独特。作風に溶け込んでしまっているのでわかりにくい側面もなくはない・・・。
そういう独特の展開で面白いかつまらないかの極端に分かれるのではないかと思われる。まぁ、その手のものが好きな方にはたまらないわけですが(爆)。
個人的には、案外面白かったなという印象。キャスト陣(特に主役級)がほぼ無名なので、どう転ぶかで作品のクオリティが変わって来るかもしれない。