2006年12月10日

遂に落日の時来る

ツーカーグループ(KDDIの子会社)が業務終了を決めました。
既に通常新規契約・プリペイドの新規契約は2006年6月に終了していましたが、今回機種変更の契約を2006年末で終了、サービスそのものは2008年3月末で終了(譲渡・利用休止・再利用等の一部のサービスは2007年1月末で終了)とのことです。
いまだ160万近くのユーザーが残っていることから、au側も巻き取りに必死になっているようで、2007年1月からは移行時にかかる手数料(プリペイドも含む)を無料にするという手段に打って出ました。


遂に携帯電話4キャリアの一角が崩れました。
携帯会社がなくなるというのは2003年のアステル九州から始まるアステルグループの崩壊以来ですが、今回は一気に会社がなくなるという点では初めてのことになります(※)。

※現状、旧アステル東北(現東北インテリジェント通信)もサービス終了を打ち出しているものの、開始時期は未定。ただ近いうちにとのことなので、ツーカー終了よりも早い可能性が高い。


ツーカー自身、2002年頃のシンプル路線がもう少し早ければ、どうなっていたかわからなかったかもしれませんが、既存ユーザーへの配慮をもう少し行っていれば、この離反も少なかったかも・・・と思ったりと少々複雑です。
ウィルコムのように、他社への移譲が行われれば、さらにシンプル路線が強化できたかもしれませんが、採算面やエリア面で厳しかったのかもしれませんね・・・
東名阪しかないエリアで苦戦しながらも、ここまでやったと思います。

最近になって、近所のツーカーの看板もなくなりましたので、いよいよ来たのかと思いました。
以前にも書きましたが、営業さんのあたりもよく、これからどうなるのか不安でなりません


落日の時は近いですが、最後まで円滑なサービスをしていただきないと思います。お疲れ様でした。



Posted by alexey_calvanov at 16:46│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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