2006年11月07日

PS2 planetarian ~ちいさなほしのゆめ~

久しぶりにゲーム紹介。

ピックアップ掲載最終日なので、(一応)ここがゲームサイトであることを証明せねば(笑)
といっても、今回は『ゲーム』の定義さえ怪しいPS2用ゲームソフト、「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」です。


この作品は、元々ダウンロード販売第1弾ソフトとして発売されていたもので、配信を開始して以降、非常に人気の出た作品でもあります。
あまりの人気に、Key/VisualArt'sブランドでパッケージ販売され、そして遂にコンシューマー化されたわけです。

このゲームのジャンルや位置付けは後でお話しするとして・・・。
まず、あらすじ(PCではイタリック体で表記)。


宇宙開発の破綻から端を発した大戦で人口が激減し、さらに彼らの代わりに兵隊の主流となった自律型戦闘用マシンが牙を向け続ける世界。
そして、そこでは地表は厚い雲に覆われ、止まぬ雨が降り続いていた
そんな世界の「閉鎖都市」と呼ばれる街に、ジャンクや醸造酒を拾い漁るのを生業としていた男が潜入していた
男はロクな収穫もなく、マシンに追われて、ある廃墟ビルに飛び込み身を潜めた。しかしそこには、「ゆめみ」と名乗る謎の少女がいた。
彼女は長い間、誰も来ない『プラネタリウム』でお客を待ち続けた解説員ロボットだった・・・。



作品の内容としては、切迫した日常の中に、このプラネタリウムの中だけは、かつての日常が展開され、そこの主役のゆめみがのほほんとしてまたいい味出しています
後々、主人公と共に彼女も『日常』の中に足を踏み入れるわけですが、そこでも彼女だけはありのままで主人公に接し、ほんの少しだけ心を和ませています。そういったギャップが面白く、また作品にメリハリを付けてくれています

ただ、『ゲームとして』この作品を見ると、全く選択肢がなく、プレイヤーの感情が介入できないという失格作にもなってしまうわけです。
というのも、ジャンルがデジタルノベル、すなわち『電子書籍』だからです。
ただただ読み進めるだけなので、ゲーム性は皆無。少しでも結末の変わらない程度で『選択肢』を設ければ、もう少し惹きつけられるんですけどね・・・
そういう点では、ゲーム性やミニゲームを含ませた「ひぐらしのなく頃に」やDS電撃文庫シリーズには期待が持てるわけです


閑話休題。
ちなみに、初回特典の小説もいいもので、本作に出てくる2人のディティールやその後を詳しく知ることができ、非常に興味深いです。

小説の内容は、


ゆめみのある日の出来事(本作から30年位前)・主人公の出来事①(本作から数年以上前?)・同②(本作から30年以上後?)・月世界?(詳細不明)


これが付いてれば、2940円払うのは惜しくないなと思いますね。


ところで、この作品、そっくりではないけど、主人公にとって(ネタバレになるので伏せます(爆))みたくされてるのは何かに似ているような・・・。
あ、アレだ!
「A.I.」の原作のひとつといわれてる「オルガズマシン」だよ!
主人公が女性ですけど、ロボットみたいなところとか、結末は違えどラストのあたりとか・・・
え、「オルガズマシン」の意味?<ヒント:「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るのか」


planetarian ~ちいさなほしのゆめ~
2940円

ダウンロード販売で人気を博したデジタルノベル。
電子書籍としてみれば満点に近く、ゲーム性で見れば0点に近い。
わかりやすい表現で言えば、イノケン(飯野賢治)が「リアルサウンド ~風のリグレット~」の評価時に、「これを評価するなら、10点か評価不能のどちらかにしろ」という感じだろうか?
今なら納得(爆)。



Posted by alexey_calvanov at 21:48│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字