この「くじアン」、元々は「げんしけん」の放送内にやっていた劇中作で、予想外の人気になったことから、見事にメイン作品として登場したわけですが・・・。
あらすじは以下のとおり(以下、PCではイタリック体で表記)。
主人公榎本千尋は何をするにも悪いことが訪れる絵に描いたような不幸体質を持った少年。
そんな彼が、何の因果か立教院学園に合格。しかもくじ引きで何事も決めるこの学園で、なんと次期生徒会会長候補の『当たりくじ』まで引いてしまったのだ!
しかも、副会長候補は千尋の幼馴染で、生まれてこの方ラッキーガールの秋山時乃。書記候補はマッドサイエンティストの上石神井蓮子(かみしゃくじいれんこ)。そして会計候補は何と小学部の生徒の朝霧小雪というトンデモな面々。
無難にこなせば出世コース間違いなしの次期生徒会候補達に対峙する現生徒会には、これまた千尋の幼馴染で、ドイツに転校したはずの律子・キューベル・テッケンクラートがいたのだった・・・。
この物語は次期生徒会候補になった彼らが、現生徒会の厳しい教育に耐え、実務を引き継ぐまでの愛と戦いの記録である・・・。
(一部公式サイトのあらすじより抜粋)
この作品の所感・・・、
あれだけ期待していたから、という一言で片付けられれば話は早いんですが、そんなもんじゃない。
個人的に酷いと思った理由は1話目の蓮子。こいつ見て、この作品酷いと思ったわけです。
彼女には秘書兼実験体の山田というキャラがいるんですが、彼女との掛け合いがしつこい。おまけに彼女をいじくり倒して色々なふうに仕立ててますが、見てて不快になってきました。特に戦車はひどいだろう・・・。
作品も劇中作でやってたくじアンと全く違うじゃん!
せっかくなら、劇中作をきちんとまとめて作ったほうがよかったんじゃないのか?
どうやら、クオリティの面で「げんしけん」は酷い作品になったというが、私はこの作品がクオリティ『だけ』よくて中身はスカスカに感じたぞ。
それだったら、「げんしけん」の2部が見たかったよ・・・。個人的にはそっちがいいと思ったほど。
とまぁ、私にとってはっきり言って『地雷』だった番組の紹介でした(爆)。