結局このゲームでいえることは、当時でもバランスに関してはあまりよくはないが、所々に感じるセガイズムが面白いと思える点ですね。難易度は高いが歯ごたえはあり、多彩な乗り物やアニメーションする戦闘画面。そして何より3Dダンジョンの滑らかさが際立っています。
ただ、ケータイで当時のゲームを全て再現するのは難しかったようで、モンスターとしゃべれるマジックやアイテムは全て削除されているし、宇宙船に乗っていくシーンもカットされています。
その後、ファンタシースターシリーズは、メガドライブでⅡ~Ⅳ(日本名では『千年紀の終わりに』というサブタイトルのみ)、ゲームギアでテキストアドベンチャーや外伝、ドリームキャスト・ゲームキューブ・XBOXでファンターシースターオンラインシリーズ、そして今回最新作となるファンタシースターユニバースに続いていきます。
ちなみにダークファルスというのは、ファンタシースターを代表するラスボスで全シリーズに登場します。恐らく今回のユニバースも出てくるかもしれません。
で、今回出てきたダークファルスは、とあるサイトによると、2人になっており、どうも8bitの限界である256を2つ合わせたものなのかもしれないとのことです。そのため、ある一定のダメージを与えない限り、2回攻撃(しかも連続ではなく、間隔を空けた攻撃)をしてくるわけです。でも、与える攻撃は1として数えられるようプログラムされているみたいです。
最後に、ここまでお付き合いいただきありがとうごさいます。
あと、参考にさせてもらったサイトをここに紹介させていただきます。ダンジョンやフィールドマップも載っているので、非常にありがたい。
この中の『メガドライブ』または『マスターシステム(セガのファミコン)以前の攻略』にあります。
なお、行けるのはPCの方のみです。すいません。
EZアプリ ファンタシースター
500円/ダウンロード
セガ初のオリジナルRPG。1987年にマークⅢ/マスターシステム用ソフトとして出された同名ゲームのリメイク。
ラシークによって兄を殺された主人公の復讐とアルゴル太陽系の救済を目指す。
当時としては画期的だった3Dダンジョンとアニメーションする戦闘、女性の主人公が大きな話題になった。
今回アプリ版になるにあたり、マップ機能の導入や、かな交じりのメッセージに切り替えるなど現代のゲームに合わせてはいるが、相変わらずバランスがよろしくなく、デッドロックなど当時のハマりポイントも改善されていない。また一部カットされている演出やマジック・アイテム等があったのも残念。
しかしながら、セガのゲームを知る上では非常に貴重なゲームでもある。