昨日(7/23)の19時、丁度オールスターをやっていたので、ビデオに録っておいたディスカバリーチャンネルの「北朝鮮 マスゲームにかけた青春」を見ていました。
普段からベールに包まれている国、北朝鮮。その国の建国記念日の中で行われるマスゲームはその国の中とは違い、規律が整って揃い、華麗ともいえる。体制が成せる業ともいえるが、誰もがその動きに息をのむ。
この番組では、2003年の建国記念日のマスゲームに出場する一人の少女とその家族にクローズアップして、マスゲームの行われる日までの生活を追う。
というもの。
とにかく見た感想としては、まず、あのマスゲームの割には練習というのは意外に大らかだなという点。かなり厳しくスパルタでやるのではないのかという考えや話は聞いていた(マスゲーム中はトイレにも行けないので、専用のおまるのようなものがあるらしい)が、そんなことはみじんも感じさせなかった。
あと、家族も大らかだなと感じたこと。そして、台所にラジオがあって、そのラジオは1日たりとも切ってはいけないというのに驚かされる。国民も監視体制の中に置かれているのだと痛感させられる。
ちなみに、この番組は普段なら通訳と一緒に『監視』がつくのだが、今回、この番組に関しては通訳はついたものの、取材制限等の『監視』はつかなったという。
あと、どれだけ規模が小さくても、パンクチュアル(規則正しい)なマスゲームはやはりすごい・・・。