後編は、いわゆる企画端末と70Xシリーズの紹介。
①N902iX HIGH-SPEED
今回最大の目玉の一つであるHSDPA(第四世代携帯)のファーストモデル。今回唯一のHSDPA端末でもある(カード型除く)。
現状では、そのスピードを生かした機能が発揮されるのみの模様。最大1時間程度の音楽番組を配信できるミュージックチャネルや着うたフルを利用できる。また、iモーションのダウンロードサイズを従来の最大500Kバイトから10倍の5Mバイトに拡大。ストリーミングサイズも2Mバイトだったものを5Mバイトに拡張。さらにフルブラウザも搭載。なお、「ドラゴンクエスト不思議のダンジョンMOBILE」もプリインストール。
個人的感想
テストモデルが出ていたけどもう少し先になるのでは・・・と思ってたら、もう実用化ですか。最初は単なる高速タイプとしての認識で見たほうがいいでしょう。
ネットジャンキーの方にオススメです(爆)。まぁ、いずれにしてもまだ詳細が出てないので、何とも・・・。
②SO902iWP+
これも注目端末のひとつ。実にR692i(GEOFREEII)以来、4年ぶりの防水端末。WP+とはWater Proof(防水)によって、携帯の利用シーンがさらにプラスされるという願いを込めた意味のようだ。防水機能はかなり厳重で、開け閉めする部分はゴムパッキンが搭載されている。
先日発売したSO902iをベースにしているので、今回の端末のインターフェースは大きくは変化していない模様。
なお、専用の保護カバー「アクティブホルダ」付。
個人的感想
SO902iと変わらない部分が多いようなので、色的に気に入ってるとか、防水機能が入らないという方はスルーでもいいように思える。しかしながら、SO902iとほとんど変わらない大きさで防水機能をプラスしたことは大きい。
ボタン配置に関してもSO902iと変わらないが、凹凸をつけて波打っていたSO902iに対して、今機種はPremini-IIと同じようなキー配置と若干工夫の面が見られる。
③DOLCE SL(SH902i SL)
レザー(人工皮革)な質感と高級感を持たせて、中高年を中心に人気が出たDOLCE(ドルチェ)の第2弾。
ワンタッチボタンやズームメニュー(いわゆるシンプルモードのように簡素化したもの)、大きく文字が設定できたりと、らくらくホンとは少し違ったコンセプトモデル。
らくらくホンとはさらに一線を画すためか、リクエストが多かったのかiアプリを搭載。
個人的感想
実は『高級らくらくホン』と思ってはならない。iアプリ以外にも、音楽プレイヤー・おサイフケータイ(FeliCa)機能、フルブラウザ機能や大容量高速赤外線通信機能「IrSimple」なども搭載しており、若年層のアピールも欠かしていない。
④SA702i
SA700iSに搭載されたGPS機能を継承し、そこに電子コンパスもプラス。さらにFMラジオ機能が追加された。トップシェアになっているauでのノウハウを十分に生かしたケータイといえよう。
個人的感想
機能としてはロースペックタイプであるが、GPSとFMといったハイスペックでも持ち合わせていない機能があるのが魅力的でもある。
ちなみに、このケータイの色合いが一番好き。
⑤SO702i
70Xシリーズ最軽量なコンパクトモデル。SO902iをベースにしているので、レスポンスも早いという。またソニーのお家芸だったパネルが復活。前後面に付けられるようになった。なお、パッケージにはQRコードが付いており、待ち受け画面を買ったパネルと一緒にカスタマイズすることも可。
個人的感想
パネルのカスタマイズができるようになった以外は、コンパクトなだけなのでこれといって大きな特徴はない。しかし、パネルは女性向けなのが多いので、女性に受けるかもしれない。
次回はボーダフォンの予定。