2005年06月18日

パケットとは何ぞや?②

さて、次はパケットの仕組みだが、
初めにこれからは通信のことを運送屋に例えることをお断りしておく。

よくパケ死といわれる現象が起こることがある。
または使った覚えがないのに、かなりのパケット代がかかった・・・などということがあったと思います。
パケットそのものは実はあまり高いものではなく、ほとんどの場合0.3円である。だからといってはいおしまいではなく、
『運送屋』に頼んでいる以上手間賃がかかっている。

例えば文字数でいけば、192文字の場合、1パケットは128バイトといわれている。128バイトは全角で64文字となる。そこから考えれば、
(192÷64)×0.3
=0.9≒1(円)
となるはずだが、実際は3.6≒4円程かかってしまっている。4倍の開きは何か?
実はここでも『手間賃』がかかってしまっているのだ。技術屋ではないので、詳しくは割愛するが、ワープロ(ワード)で使うようなヘッダや改行、その他コンピュータ用語が、パケット代の『見えない』部分でもあるが、押し上げている要因となる。
だから絵文字・最近流行りの装飾メール(ドコモでいえばデコメール。auでいえばパステルメール)はパケット代高騰の原因なのだ。
極端な話、例えば、
『今日見に行くんだ。そのあとのキレイな所でデートなんだぁ
だからしないでね!そんなことしたら』(背景色あり)
なんてメール送ろうものなら、『手間賃』がかなりかかり、普段より高いパケット代を取られてもおかしくない。
実はこれ以外でも『手間賃』を押し上げる原因はいくつもある。次回はそのひとつふたつ取り上げよう。


Posted by alexey_calvanov at 01:16│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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