auのスマートフォンに関しては、これまではISシリーズとして通し番号が付けられていましたが、この春の機種からは通し番号ではなくISの後にW(WIN)+何年目の機種か+何番目の機種か+メーカーというふうになりました。よって、今回登場する htc EVO WiMAX ISW11HTは、『ISシリーズかつWINシリーズで、1年目の最初のhtcから発売の機種』となります。
では機種を見ていきましょう。
①htc EVO WiMAX ISW11HT
台湾のメーカーhtcから発売されるストレートタイプのスマートフォン。モデルになっているのは同社から出ているHTC EVO 4Gという機種。OSはAndroid2.2。
auのケータイとしては初めてCDMA(3G)とWiMAXのハイブリッドモデルとなる。また最大8台と無線LANでの接続が可能。
個人的感想
CDMAとWiMAXの双方が使い放題になるオプションは、ISフラットに525円/月を払えば利用可能となるので、負担はとても軽いものになり、大都市圏では通信に制限のないWiMAXを利用することになるだろう。逆にCDMAは通信に制限があるので、地方在住者には厳しいものになる(つまりメリットを感じられない)のかもしれない。
その他機能的には平凡だが、EZwebやEZweb経由のメールが使えないのは残念。色も1色のみなのも残念なところ。
② MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M
アメリカのモトローラから発売されるタブロイド型ストレートタイプのスマートフォン。モトローラからauのケータイが発売されるのはC100M以来12年ぶり。ベースモデルはアメリカで発売されているXOOM。OSはAndroid3.0。
10.1インチの大型ディスプレイを搭載し、無線LANを介して通信する。利用できるのはCDMA(3G)かWiMAX。
個人的感想
かなり大振りの機種で、片手で持つのは少々厳しいかも。また通信機能を自前で持っていないので、必ずWiMAX対応無線LAN機能付モバイル機器ないしはhtc EVO WiMAX ISW11HTの持つWi-Fiテザリング機能を利用するしか手立てがないのが痛い。
③mamorino2(KYY02)
京セラより発売されているmanorinoの2代目。IPX5/7相当の防水、IP5X相当の防塵機能を搭載している。
ココセコムの機能を無料(現場急行時は10500円~)で利用できる他、あいおいニッセイ同和損害保険の個人賠償責任補償付のスタンダード傷害保険も購入翌日から最大2年間無料で利用できる。
個人的感想
基本的には前機種と同じで、あらかじめ登録した場所にししか通話ないしメールが使えないようになっている。またタグを引っ張ると防犯ブザーが鳴る仕組みも変わっていない。
変わったところは、通話先ないし通信先の電話・メール対象者が10件にまで増加。また電源オフの際にもGPS機能や防犯ブザーが使える疑似電源オフ機能である学校向け電源オフ機能が付け加えられている点か。より使いやすくかつより安心な機能が付けられることになった。
次回はソフトバンクの機種紹介。

