東日本大震災の影響をあまり受けなかったとはいえ、ラインナップとしては寂しい限り。その中でオススメできる作品は以下の2つ。
一つ目は「君に届け ~伝えるキモチ~」(DS)。
好評のうちに終了した「君に届け 2ND SEASON」をベースにしたアドベンチャーゲーム。前作はキャラゲーでありながら、作品のよさや魅力を上手く引き出したことから、週刊ファミ通のクロスレビューで殿堂入り(ゴールド)を果たしています。
1週間の「こころがけ」(スケジュール)を決め、それを実行することで得られる水を「きっかけの種」に与え、クラスメイトに渡していきます。種が芽吹いて花が咲くとイベントが発生するというふうになります。
原作にトレースさせるもよし、自身が描いた爽子像を造り出すもよし、色々と楽しむことができるかもしれません。
もう一つは「パイロットウイングス リゾート」。
1990年にスーパーファミコンの能力を最大限に生かした作品として発売された「パイロットウイングス」シリーズの3本目(1996年にニンテンドー64で発売している)。
3DSで製作したMiiをプレイヤーにして遊ぶ作品になっています。「Wii Sports Resort」で登場した島が舞台になっています。
飛行機・ロケットベルト・ハンググライダーの3種類に乗ることができ、島中にある集めモノを集めてジオラマを入手するというのが目的の一つになります。もちろん、島をのんびりと飛ぶだけでも十分な目的になるのではないかと。
もちろん、シリーズではおなじみのミッションモードも用意されているので、ゲーム性も十分あります。
拡大・縮小から疑似3D、そして本物の3Dへと進化したこの作品、こんな時期だからこそゆったりとした気分の作品がやりたいものです。

