PSP goはUMDディスクドライブを抜いて、メモリースティックやフラッシュメモリにダウンロードで手に入れたゲームソフトや映像コンテンツなどを見るというゲーム機。
このPSP goが発売して以降、だいたい半分~3/5くらいの作品でUMDとダウンロード版のコンパチ販売がされるようになりました。
しかし、UMDでしか販売していない作品、ぶっちゃけて言えばギャルゲーの存在がPSP goの売り上げを鈍らせたんじゃないのかなと思います。PSPでメインストリームになっていたのがギャルゲーやコア向けのRPGで、なかなかダウンロードコンテンツで売りにくいものだったのが仇になったんでしょうね。
そして映像コンテンツも思った以上に普及していない(初回特典のオマケレベルでやっと見かけるくらい。バンダイビジュアルが頑張ってたけど・・・)のもPSP goの普及を妨げた原因かもしれません。
何とか普及させようと値下げまで行っていますが、結局「つかいきろう」と掛け声は大きくとも、様々な部分で足かせになって「つかいきれない」となってしまったわけです。
今後同じ轍をNGP(Next Generation Portale)が踏まないため(ただし、一応フラッシュメモリ型のカセットがある)にも、ソニーグループが主導して動画配信やゲームの規格を作って囲い込みをかけるべきでしょうね。なかなかiPhone/iPad/iPod(アップル)やマイクロソフトが控えているので難しいところがありますけれども・・・。

