ざっとノミネートの60単語を見てみたんですが、色々あったんだなぁと。特に震災関連の話題が多いなぁと痛感。今年の初めの出来事は、震災がなければ必ずノミネートされるんだろうなと思えてなりません。
というわけで、今年の流行語大賞(1位)になりそうなのは、「ぽぽぽぽーん」になるのではないかと。
実は「あいさつの魔法。」でノミネートするんじゃないかと思ったら、やっぱりセリフ(歌詞)の部分でやってきたか(笑)。この話題、震災絡みのものですけど、賛否両方渦巻いた稀有なものじゃないかと。そういう点では知名度抜群だと思っています。ただ、CMが流れなくなって以降ぱったりと聞かなくなったものでもあるので、ちょっと弱い部分も・・・。
確か、流行語大賞ノミネートって10個選ばれると思うはず。というわけで、その10個を絞り出してみようと思います。
まずは、先述の通り「ぽぽぽぽーん」。
- 「あとは流れで」
- 「一定のメド」
- 「がんばろう日本」
- 「スマホ」
- 「脱原発」
- 「地デジ難民」
- 「トモダチ作戦」
- 「どや顔」
- 「なでしこジャパン」
一連の相撲八百長問題で端を発した力士のメールのやり取りで出てきた言葉。色々な場所で流用できるのと、収まって来たなと思える中でも、結構長いこと引きずった問題でもあるし、まだまだ各界が持つ独特の体質が抜けきっているとは思えないので、各界改革を促す意味でノミネートしてもいいのではと。
でも一体誰を呼ぶんだろう?やくみつるさん(苦笑)?
これも今年を象徴する言葉のひとつだろうと。菅直人元首相が発した言葉で、一体どこまでが一定のメドなんだということで大きく揉めた言葉でもあるのでチョイスすべきだろうと。これも汎用性の高い言葉だから選んでもいいんじゃないかと思います。
お遍路さん巡りをしているという菅さんがお遍路姿で現れると面白いですね(ニヤニヤ)。
これは方々で言われていたので、ノミネート確実でしょう。震災以降この言葉を聞かないことはなかったですね。
ところで、もう一つノミネートされている「絆」ですが、これは特定政党の支持に繋がりかねないので、今年の漢字でも選んで欲しくない言葉でもあります。ゆえに、汎用性が効いて中立的なこの言葉が一番なのではないかと。
携帯電話の一種で、スマートフォンと呼ばれるもの。携帯電話ながらもPCサイトを閲覧できる、多様なアプリが楽しめるというところや汎用性の高さから急速に普及しているものでもあります。
iPhoneが出た頃からじわじわ来てますが、今年爆発的に普及が進んだように感じますね。確か過半数まで達したとか。
今年を体現するもので入れてもいいのかと思うけど、今年以外でも普及の兆しが出てたので、そこが弱いところでもあるんですよねぇ・・・。
震災以降しきりに言われた原子力発電所運営反対運動の一つで、ヨーロッパでは昔から盛んに言われていた言葉ですね。日本でも震災以降本格化して、それに絡むデモも起こりました。
この電力絡みの言葉では、「節電」・「計画停電」・「再生可能エネルギー」などありますが、一番残って欲しいのがこの言葉なのではないかと。
去年あたりから起こる起こると言われた地上デジタル放送に乗り遅れた人達のこと。
ただ、地デジ化以降、逆にテレビ離れが起こっているという事情を考えると、沈静化してるからノミネートされても選ばれないかなぁ・・・。でも震災にも関係ない言葉という意味ではノミネートされるんじゃないかと。
震災以降にアメリカ海兵隊が行った被災者救助や復興賛助の作戦。英語に友達にあたる言葉はあるものの、敢えて日本語の言葉をそのまま使うことで共感を持たれようと思ったんでしょうね。
感謝の意味を込めてノミネートされると思います。来る人も在日アメリカ海兵隊のお偉いさんになるんでしょうね。
したり顔・得意顔といった、やってやったという満足感を与えられるような顔のこと。相手によってはかなり不快にさせられる(苦笑)。アスキーアートでも出てきたりとネットの中で広まったものなんじゃないかと。
でも、ネットの中からだったりする場合、誰が来るの?あの人(苦笑)?ぜひとも芸能人の中でお願いします(笑)。
この言葉も外せないでしょう。女子サッカーの愛称ですね。
女子ワールドカップに優勝していることから考えても選ばれておかしくない。1位も狙える言葉だと思います。
他にも「ジャスミン革命」とか「ソーシャルメディア」、そして今年の初めに話題になった「タイガーマスク」(タイガーマスク運動のこと)とかもありますが、「ジャスミン革命」は日本ではあまり影響を与えていない点、「ソーシャルメディア」は日本では既にツイッターが流行っていることから選考対象として弱い、「タイガーマスク」は震災の影響でかき消された感があるので、かなりウィークポイントが大きいんですよねぇ。
さて、その新語・流行語大賞が選ばれるのは12/1。どんな言葉が選ばれるか楽しみです。