2011年12月12日

今週の世界のドキュメンタリーは見ておくべき

毎週月曜日から木曜日までの4日間、NHK-BS1で放送されている「BS世界のドキュメンタリー」。今週・来週の8日間にわたって、今年で20年になる旧ソ連の崩壊をテーマにした特集を組むそうです。

今日12/12(月)は、青春期にペレストロイカ(旧ソ連が行った変革運動の総称。指導部の刷新やグラスノスチ(情報公開)を主に行っていたが、チェルノブイリ事故以降行き詰まりを見せたとされる)からソ連崩壊を迎えた世代が、その後の急激な変化に揉まれた世界を経て成功ないしは失敗していった中、ソ連崩壊をどう思っているのかを描いた「わたしのペレストロイカ」
12/13(火)は、旧ソ連の構成国キルギスを舞台に、カナダの企業と地元との関係を通して、何でも国任せで動いていて、そこから抜け出せないキルギス情勢と独裁体制の崩壊からの混沌期を描く「キルギス 遠き民主社会」
12/14(水)は、旧ソ連の構成国グルジアを舞台に、若き大統領サーカシビリがヨーロッパの一員となるべく翻弄するものの、過激な行動を取れば取るほど、ロシアとの関係が悪化し、遂には領土(および民族)問題にまで発展するまでに至った過程を描いた「グルジア 大統領の賭け ~欧州の一員となるために~」
12/15(木)は、地方紙を立ち上げた夫婦が、ロシア国内に残る『言論統制』に翻弄されながらも地域に愛される新聞を作っていく姿を描いた「われらの新聞 ~ロシア ある地方紙の葛藤~」
12/19~12/22は、ロシア大統領を8年、首相を4年務めたウラジミール・プーチン首相の12年を描いた「プーチンの野望」を4回にわたってお送りしていきます。


この「BS世界のドキュメンタリー」は海外のテレビ局が制作したドキュメンタリーで、日本からの視点ではなかなか見られない作品が多く、秀作揃いでもあります。特にイギリスBBCやフランスの放送局、アメリカの3大ネットワーク以外のテレビ局が手掛けるドキュメンタリーは非常にデキのいい作品が多いですよ。


現代史が好きな方、世界のドキュメンタリーがどういうふうに作られているかを見てみたい方は一度見ておくことをオススメします。


放送時間は「続きを読む」を参照。


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「BS世界のドキュメンタリー」放送時間(2011年12月現在)
【BS】NHK-BS1
(月~木)24:00~24:50
(月~木)18:00~18:50
※青字は再放送
※番組によっては早期終了(40分ないしは45分で終了)のものもあり。

Posted by alexey_calvanov at 23:39│Comments(0)TrackBack(0) 好きな番組系 | 真面目なモノ

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