2011年12月12日

桃鉄も終わるのか

ハドソンが1988年から展開していた桃太郎電鉄シリーズ(通称「桃鉄」)が約23年の歴史に幕を下ろすことになりました。


桃太郎電鉄は、当初別の作品として作っていたさくまあきらさんが、当時人気の出ていた「桃太郎伝説」にあやかって、その中で出てきたキャラクターをその作品にあてがって制作されたものとされています。
キングボンビーの出現やカードの戦略性が増してからは、ただのボードゲームではなく駆け引きのアツい作品へと変遷し、後に出る地域を区切ったケータイアプリも出て人気シリーズになりました
しかしながら、最新作が東日本大震災の影響を受けて中止になる、マンネリ化してきたなど、近年はかつての勢いが見られなくなったとも言われています。
そして、先日行われたニコニコ生放送の中で、さくまあきらさん自身がシリーズ終了を宣言したというわけです。


個人的には、年末年始の風物詩だっただけに、無くなってしまうのは残念でなりません今年は特に家族で集まって楽しむというものがブームを迎えていただけに、なおのこと惜しかった気もします。
また、オンラインが普及してきた今だからこそ、実力ややり込んだ人間だけしか生き残れないオンラインの現状を打破できる作品の一つだったのではないかと思うと、なおのこと残念でなりません。
まだやるかもしれないけれども、やるとしても移植だけとのことなので、やっぱり寂しいですね。


なお、この作品を辞めることになった最大の理由が、ハドソンの社内体制が変わってしまい、息苦しくなったために、ブレーンの4人のうち3人がハドソンから離脱してしまったことも挙げていました。
コナミの傘下に入って、高橋名人が抜けた頃からハドソンという会社がおかしくなっているなと感じずにはいられません。かつては豪気な会社で自由な雰囲気のある会社(昔は社内でラジコンヘリを飛ばしていた何て言いますから)だと言われていただけに、この変質はいかに捉えればいいのでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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