10月は9月に比べるとさらに輪をかけた低調ぶり。これだけ落ち込むのは移設した2010年12月を除いて初めてのこと。これを機に11月は策を練ってはいましたが、どう出たんでしょうか。
比率はPC:ケータイが半々になりました。先述の通り、さらに輪をかけた低調のためスマートフォンがほぼ同数だった以外は、PCは若干、ケータイは少し落ち込んでいます。スマートフォンのみほぼ同数で推移しているというということは、スマートフォンの普及は間違いないのでしょう。ただ、iPhoneがauでも販売されているのにもかかわらず同数で終わっている点には、もう少し注意して見た方がいいのでしょう(ケータイに関しては後述)。
今回のPCの詳細に関してはというと、Windows XP・7・Vistaの順番は変わらないものの、XPと7との差は肉薄しています。ただ、Windowsシリーズとしての比率は全体の7割を切る結果(約68.5%)となり、後述するスマートフォンに食われる格好になってきています。各OSの利用しているインターネット閲覧ソフトは、XPがこれまで通りInternet Exploler(IE。順は7→8→6)が最も多く(比率は約64%)、以下Firefox(約14%)・Chrome(10%)となっています。7はIE(順は8→7→9)が最も多い(先月と同じ約7割少々)のですが、9と同率でFirefoxが食い込んでいます(共に12%)。なお、Chromeは先月とほぼ変わっていません(6.6%)。Vistaは、IEが約7割(約69%。順は8→7)、Firefoxが約18%になっています。
スマートフォン(AndroidとiPhone)の比率は23%ですが、Androidだけに限って見れば、17.4%と17.7%のWindows Vistaに肉薄しています。一時期は逆転するなど激しいデッドヒートを見せていただけに、比較的早い時期(転機になるのはサポート終了後?)に逆転する可能性が出てきました。相変わらずSafari利用者が多いものの、iPhoneユーザーの中からWebKit利用者が14%ほど出てきています。
対してケータイはというと、au(EZweb):ドコモ(iモード):ソフトバンク(Yahoo!ケータイ)がそれぞれ約64:32:3となっています。先月とほぼ変わらない比率になっていますね。
詳細はEZwebがKC3Y(K005)が4.5%とトップなものの、HI3D(W62H)が4.3%、CA3G(CA004)が4.2%、CA3J(CA006)が4.0%と数字の差でいったら1アクセスの差という肉薄状態になっています。
ドコモに関しては、F05Cが2.5%、P01Bが1.9%になっています。
ソフトバンクに関しては、今月も詳細が出ていないので不明になっています。
意外にもauでiPhoneを発売したのにもかかわらず、流出は思った以上になかったと見ていいんでしょうね。じわじわくるのか、このまま終息していくのか気になるところです。
先月以上に落ち込む結果になり、何らかの対策を練らないといけない状況になりましたが、何をするにもまずは魅力のある記事を書いていくことが先決なのかなと思っています。

