3DSの作品の中で注目作は、「バイオハザード リベレーションズ」。
バイオシリーズ最新作で、今作はシリーズの時間軸に並べると、「バイオハザード4」と「同5」との間に位置する作品になっています。
豪華客船を舞台にする今作は、連続ドラマを意識した展開がなされており、3D立体視・日本語吹き替えなども含め、見せる部分を強調した作品になっています。また、TPS・FPSといった視点選択やジェネシス(バイオスキャナー)というクリーチャー解析やアイテム・痕跡捜索に一役買える特殊機器、そして「モンスターハンター3G」でも使われた拡張スライドパッドを使った操作方法(左スライドパッドで移動、右スライドパッドで旋回とエイム、構えと射撃がZLボタンとZRボタン)にも対応しているので、ゲーム感覚のよさも失われていないと思います。
なお、2人用(オフ・オンライン)プレイモードも充実しているので、ストーリーをクリアした後も楽しめそうです。
続いては「ラビリンスの彼方」。
コナミと「スターオーシャン」シリーズを開発したトライエースとの共同開発作品。迷宮に迷い込んだ主人公が、そこで出会った少女と共に繰り広げるRPG。
迷宮で出会った少女と共に探検し、時には迷宮に施された仕掛けを切り抜け、謎の生物にも立ち向かうという冒険活劇的なものになっています。
戦闘システムが少々複雑なものの、久しぶりに味のある作品の登場と見てもいいでしょう。
3本目は「リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産」。
アドベンチャーとリズムアクションが一緒になった珍しい作品。父の失踪の秘密を探るために、主人公がパリの街の芸術品を盗んでは返すを繰り返す・・・というもの。
シチュエーションごとにリズムアクションがあるというまるでインド映画(笑)のような設定で進んでいきます。リズムシーンではジャイロセンサーやスライドといった3DS独特の機能をフル活用しています。
これ以外にも、音にこだわった作品になっていて、音を録音することで様々な難局を乗り越えていく、音を使った仕掛けを解くというふうになっています。
ちなみに、オープニングはmiwa、エンディングはAI(アイ)の2人の音楽にこだわりを持ったシンガーが務めてくれます。
ダンスアクションが好きな人には十分に楽しめる作品になるのではないのでしょうか。
4本目は「エースコンバット 3D クロスランブル」。
エースコンバットシリーズ最新作で、架空の地球を舞台にクーデター軍と戦うフライトアクション。
3DSになったことで、3D立体視を生かしたゲームになっている他、よりアクション性の高い作品に仕上がっています。
また、拡張スライドパッドにも対応しています。
最後は、「ランナバウト3D ドライブ:インポッシブル」。
実に約10年ぶりに発売のランナバウトシリーズ最新作。
運び屋なのに暴走しながら目的地に向かうミッション型アクションゲーム。
誰でも楽しめる作品に生まれ変わりながらも、どこでも走れるのは相変わらず。時にはショッピングセンターの中を突き抜けたり、線路を平然と走ったりして目的地に向かっていこう(笑)。
操れる車は一般的なものからバイク・F1カー、果ては戦車まで多彩。カーカスタマイズも開発者の粋な要素がたっぷり。BGMも有名なドライブミュージックを24曲収録しています。
スカッとしたい人にオススメです。
携帯ゲーム機編 結論
ソニー系ゲームはバンダイナムコゲームスの力が強い月になりそう。そしてまだまだPSPも元気いっぱい。しばらくはPS Vita・PSPの2機種両輪で運営されていきそう。
かたや任天堂系ハードは3DSでほぼ一本化されそう。有名作もさることながら、新作(オリジナル)が出てきているのが力強く感じます。

