この作品、早々とゲーム化も決まっており、この作品が実は結構人気のある作品なのではと思えてしまうわけですが、そんな話は一切聞いたことがありません(苦笑)。
また、今回初の主役を得ることになった上坂すみれさんなんですが、実はかなりのロシア・旧ソ連マニア(ミリタリー系に詳しいとのこと)。ここ100年のロシアの歴史なんて共産主義(そして多かれ少なかれ、民主化後もその共産主義思想を『甘受』してしまっている民衆の歴史)との並走みたいなものなのに、何でそこに魅かれるんだろう・・・と思ったら、生年月日を見ると1991年生まれ。しかもソ連崩壊まで数日に迫った頃の子なのね・・・。ソ連の歴史や崩壊を歴史で学ぶ世代なら仕方ないのか・・・。でも腑に落ちないなぁ。
ちなみに、そんなロシア好きの彼女、どうやらいいところのお嬢さんなのではないかというのが公開された映像から推測されています。コミュニズムが最も嫌うのが資本家や金持ちなのに、そちら系統の国を好むのは何とも皮肉なことなのだろうと思う次第。
閑話休題。この作品、実は最も早く見られる地域で見られたはずだったのですが、裏番組を見たかったためにBS11の放送までスルーしていたわけです(放送局の詳細は「続きを読む」にて掲載)。やっと今回見たのですが、どうだったのでしょうか。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
瀬川祐太は多摩文学院大学文学部国文科に合格したフレッシュマン(大学1年生)。彼は何の気なしに来た路上研究会(ロ研)の勧誘に乗り、その新歓コンパで出会った織田莱香(らいか)に一目ぼれしてしまい、ルームメイト(というより半ば居候に近い)の仁村浩一に止められたにもかかわらずロ研に入部することになる。
そんな時、距離を置いていた姉の小鳥遊祐理から連絡が入る。夫の小鳥遊信吾と共に出かけることになったので、留守番を頼まれることになったのだ。距離を置いていたのは、浩一は小鳥遊信吾との再婚(祐理にとっては初婚)に反対していたからだ。
浩一はこれまた成り行きで小鳥遊家の三姉妹を預かることになったのだった。しかも長女の空は浩一にぞっこんだというのに。
というふう。
地元で見られる早い放送をスルーしてBSでの放送で初めて見たわけですが、これ面白いわ(笑)。
初回ながら登場人物がどういう人間なのかしっかりわかるし、特に恋のライバル(?)になる小鳥遊空と織田莱香とのコントラストが上手く取れてますね。主人公から見て、惚れてしまった相手と惚れられた相手という見方で。このコントラストを上手く生かせれば、この作品かなり化けそうだと思います。
これは裏番組どうしようかと思っちゃったわい・・・(汗)。
ちなみに、オープニングの曲はキタエリこと喜多村英梨さんですが、なかなかいい歌じゃないのよ。オススメです。

