2012年05月14日

2012年セ・パ交流戦の展望 パリーグ編

2012年交流戦の展望、今回はパリーグ編です。
セリーグとは違い、ここ数年は戦国模様を呈しているパリーグ。昨年行われた交流戦に至っては、全ての球団がセリーグから勝ち越しをかっさらっているだけに、1つの試合でも取りこぼしようものなら、状況によっては一気に差を縮められたり、運が悪ければ順位を落とすことになりかねません。


さて、今シーズンの中で大きな番狂わせ・・・というのか意外に元気なのがロッテと日本ハム。正直ここまで健闘するとは思ってもみなんだ(爆)。


ロッテの場合は投手陣の充実が挙げられるでしょう。特に新人の藤岡・中後・益田の3選手が大車輪の活躍この3人から新人王が出るんじゃないかと思えるくらいにやってくれています。この交流戦以降、徐々に疲労が蓄積されてくるとは思いますが、逆にここを乗り切れば面白いことになりそうですよ。
打撃陣に関しては、サブロー選手の復帰でここまで打線が変わるのかと思わされましたね。彼がロッテの精神的支柱だったことが今回よ~くわかりました。正直あまり昨年と変わってないんですけど、一昨年のような総合力で粘り勝ちというパターンが増えてきているので、相手はそこをどう断ち切るかがポイントになってくるでしょう。

そして、今回最も番狂わせとも言える日本ハム(笑)。
私自身でさえ、栗山監督がここまで人心掌握をしてるとは思いませんでしたよ。コーチ陣のほとんどが梨田監督の頃と変わらないから安心してできるとか、個々のポテンシャルが高いから何とかなってるとか色々副次的要因もあるんでしょうけど、いずれにしてもここまでやっていること自体不思議。せいぜい3位までと思ってましたが、優勝あるで(ニヤニヤ)。
ただ、函館の2連戦を見てると、そろそろ栗山監督の『神通力』が切れてきてないかと心配になってきました核になる選手でいけば、抑えの武田久選手がいないところが気掛かり。あとは、いまだ絶不調の中田・小谷野選手をいつまで使い続けるか。このあたりも交流戦のポイントになってくるでしょう。中田選手に関しては、親会社の(以下自主規制)。


で、交流戦の核になりそうなのがソフトバンク
投打のバランスが相変わらずいい。杉内・ホールトン・川崎の3選手をFAで失っても、抑えの馬原選手がケガで出遅れても、ちゃんと上位に食い込んでいるのだから、素晴らしいの一言。
打線も若手・中堅・ベテランが見事にかみ合ってますね。若手でいけば今宮選手、中堅でいけば内川選手、ベテランでいけば松中・小久保両選手が個々の役目をしっかりと把握していますね。あとは怪物ペーニャ選手が怖いDH制が無い場合打撃面では落ちるものの、松中・小久保・ペーニャの3選手のいずれかが控えにいても怖いことには変わりない。投手陣は気が抜けないでしょうね。


で、下位3チームはというと、一長一短がある感じ。
楽天は一応貯金がある状態なものの、打線・投手陣が水ものすぎて星野監督の胃は交流戦も痛みっぱなしでしょう。一刻も早く田中選手が復帰してくれればいいんですけど、どうなんでしょう?間に合うのかしら?

西武も最下位は脱したものの、相変わらず投手陣が絶不調。中継ぎ以降で崩壊しかねない状況は勝ち越しへのアキレス腱になるんでしょうね。
打線は中村選手の復調いかんで大いに変わるでしょう。交流戦で思い切って休ませて若手を起用するというのもありでしょう。

最下位に沈んでいるオリックスは意外と悪くないんだけれども、投手陣がいい時は打撃陣の援護なし、打撃陣が絶好調の時は投手陣がバカスカ打たれる・・・というちぐはぐな状態なんですよね。状況的には楽天や西武の方が最下位争いしてもおかしくないのに(苦笑)、なぜかオリックスが最下位に沈んでいます。
打線では李大浩(イ・デホ)・バルディリス選手が当たっているので、そこを核にして繋ぎたいところだし、投手陣は金子千尋・木佐貫・西の3選手が軸になってくれれば、浮上のきっかけになるのかしら・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

Posted by alexey_calvanov at 23:28│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字