読 ん で も い い け ど 買 っ ち ゃ ダ メ 。
読んでもいいけど
買っちゃダメ~!
買っちゃダメ~!
今月もPC作品の注目作が多いですね。PC作品もスマホ系のゲームが増えて下火傾向にあるということらしいですが、私個人から言わせてもらえば、PC作品はコンシューマーのラストフロンティアとも思えてならないですね。
主に18禁になるとかスペックで四苦八苦するとかインストールといった特殊操作が必要になる等々様々な障壁があるものの、それさえ乗り越えれれば手軽で簡単、それでいて奥深いものが製作できるので、PCは面白いハードだと思いますよ。
では、作品の紹介です。
今月の一番の注目作は、「僕が天使になった理由」。
「エーデルワイス」・「キラ☆キラ」・「DEARDROPS」などを製作したOVERDRIVEの新作で、今作は1話完結のオムニバス方式になっています(登場人物は共通の模様)。異国情緒あふれる港町を舞台に、突然現れた天使と共に本当の幸せを探すというものになっています。
PC作品では珍しいオムニバス方式でありながら登場人物は基本的に共通ながらも各章ごとにヒロインがピックアップして出てくるというふうになっているようで。人間描写に関してはもはや芸術の域に達しているとも言えるので、かなり期待してもいいのではないのでしょうか。
続いては、「SISTERS~夏の最後の日~ULTRA EDITION」。
2011年に発売した同作品の完全版で、開発が難航した過程の中でボツになった設定や省略せざるを得なかった動画シーンの追加を行っています。動画に関しては新規書き下ろしにあたる部分も含めて2000枚以上とのこと。なお、一部設定が加わったり変更されている部分もあります。
とにかくアニメのように動く作品として定評があり、アニメやドラマを見ているような錯覚に陥る作品でもあります。
3番目は、「流星☆キセキ-SHOOTING PROBE-」。
青春群像劇・ジュブナイル・イチャラブが積み重なったアドベンチャーゲーム。
宇宙ゴミで地球が覆われ、それがすべてなくならないと新規開発が行えなくなった時代。それに逆らってロケット打ち上げを行ったら、何かしらの飛行物体に当たって落ちた宇宙人を母星に戻すために奮闘するというものになっています。
シリアスというよりかはハチャメチャな展開になるとのことらしいので、コメディ要素のあふれる作品になってるのではないかと。
4番目は、「ラヴレッシブ」。
バレンタインデーに突然個性豊かな4人の少女に告白された主人公。しかし、その主人公をホワイトデーまでに落とすと彼女達が躍起。かくして肉食系女子の主人公争奪戦が始まった・・・というふう。
相手が恥ずかしくても一生懸命にアタックしてくるけれども、それをつっけんどんに返しても、仲が悪くなるとかなどのデメリットは一切ないので、冷静にクールに返してやりましょう(苦笑)。またオジャマ虫もいないとのことなので、意中の相手に積極的に当たっていけれるのも安心してプレイできる要素になるのかもしれません。
5番目は、「恋の話と」。
「初恋予報。」・「初恋前線。」を製作したI.D.の新作。派生作品を除けば2作目になります。
春のうららかな日を舞台に、離婚した両親と一緒に過ごしていた実の姉・学園で人気のクラス委員長・口数の少ないミステリアスな少女・国民的シンガーソングライターとの恋を描く物語。
甘酸っぱい恋模様を描いていると思います。キャラも個性的で面白いと思いますよ。
前半戦最後は、「ハピメア」。
明晰夢(夢と自覚しながら見る夢)を見るようになった主人公が、その明晰夢を見るようになったことで現れなくなったはずの少女が現れたために、悪夢が最悪なものになり・・・というふう。
夢と現実をクロスオーバーさせて展開されているようで、現実の中で夢の出来事を解決させていく・・・という展開もあるのかもしれません。
次回もPC作品の紹介です。