春の新アニメ、15回目は小学館から刊行されているガガガ文庫のライトノベル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」です。
タイトルは長いものの、かなりインパクトのある名前ではありますね。この作品自身ノーマークで、どうなるのか気にしないまま見ております。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
「青春とは嘘であり、悪である」、これは主人公の比企谷八幡(ひきやはちまん)が課題の作文内で書いた一文。彼は幼少時から友人作りをあきらめ、半ばぼっち生活であることにためらいのない精根腐っているとも評されるほどすさんだ生活を送っていた。
そんな彼の性格は高校に入っても変わることなく、先述の作文を読んだ国語教師兼生活指導担当の平塚静のカンに障ることとなり、彼は奉仕部という謎の部活に強制入部させられることになる。
問題行動の多い人が集うらしいこの部活には、容姿端麗な雪ノ下雪乃と後に入部してくるクラスメイトの由比ヶ浜結衣という個性の強い面々がいる。そんな彼女達によって八幡自身も変わっていく・・・のだろうか。
というふう。
とにかく、主人公のクズっぷりだけが際立った(笑)。それ以上でもそれ以下でもない。以上(ギャハ)。
・・・でダメ?<真面目にやれ。
でもね、正直そう表現しかできんのよ。ただ、クッキー作りのシーンで、主人公の言葉は悪いものの、それなりに優しさを見せているあたり、根はいい子なんだろうなと垣間見せる部分もありましたね。
ヒロインの一人である雪乃も、主人公には口悪いものの、もう一人のヒロインである結衣にはそれなりに優しいといったところを見せていますね。
要は人付き合いの距離がわからない人間が、この部でその距離を計っていく過程を描いたものなんだろうなと思います。少々淡々としている面があり、人によっては面白みに欠けるかなと思うのが残念なところ。恐らく通して見ていくとこの作品の魅力がわかりやすくなるのかもしれません。
放送時間の詳細は「続きを読む」にて。