2013年08月27日

アーチを描き過ぎだ、バレンティン(笑)

ヤクルトのバレンティン選手、絶好調!
・・・この一言で、今回のブログの記事が終わってしまいそうなんですけど、それでは面白くないので(ゲラゲラゲラ)。


ウラディミール・バレンティン選手は、ヤクルトに所属の選手なんですが、今月だけで8月のホームラン数では日本記録になる16本を打っています(実は今日もホームランを2本打っている)。選手の調子が相対的に落ちるとされるこの時期にこれだけのアーチを掲げられるというのは、非常に恐ろしいし怖いことでもあります。
しかも、バレンティン選手は今年の3月にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のオランダ代表(バレンティン選手はカリブ海に浮かぶオランダの海外領土アンティル諸島(ABC諸島)のキュラソー島出身。ちなみに、カクテルのキュラソーはここから来ている)に選ばれ、かつその試合中にケガをして数週間棒に振っている状態だったのに、ここまで来たんです。まさか当時独走状態だったブランコ選手もバレンティン選手が驚異的スピードで打ってくるとは思ってなかったでしょうね。
そして、今日2本のホームランを放ち、50本の大台に乗せてきましたバレンティン選手で9人目とのこと。しかも50本までのペースは史上最速とのこと。そして日本記録にあと5本、残り試合は40試合近く残しています


そうなると、55本の記録を抜けるかに掛かってくるわけです。しかし、その頃になると、厳しいインコース攻めならまだいいのですが、勝負してもらえないというスポーツマンシップに関わる事態を起こしたりと何かと問題事象が発生するのです。
古くは阪神にいたバースをはじめ、元近鉄・巨人に所属のローズ、元西武などに所属したアレックス・カブレラと、過去55本に近付く、もしくは55本のホームランを打つと、とたんに投手の姿勢が(内外の干渉によって)消極的になってしまいます。昨今は真剣勝負が謳(うた)われ始めているので、そんなことはないと思います。それに王さん自身も記録の更新は仕方ないと思っており、神格化されるのを嫌がっているとも言います。しかし、外国人選手に55本を抜かれるのを嫌がっている日本球界がそうさせているというのです。王さんも、こんなこと言うと外国人差別的に囚われるので嫌なんですが、元々台湾出身の在日選手ですから、そこまで記録を抜かれることにこだわってないと思うんです。野球の国際化にも貢献している身でもありますし。


だからこそ、これだけ試合数を残しているのですから、是非とも記録の更新、夢の60本台に乗せてほしいものですね。それこそ、応援歌にあるように「スタンド揺るがす一振り」を、そしてアーチを描いてほしいものです。もっと、もっと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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