先日、地元のFM局で真っ昼間にこの曲が掛かっててちょっとびっくりした(今日は今日とて全国ネットの番組でGRANRODEOが登場してるわけで(汗))。
閑話休題。
今回収録されている3曲は本当の意味で三者三様の曲に仕上がっていると思います。
まず、タイトルチューンの♪ごめんね、いいコじゃいられないは、現在放送中のMBS・TBS系テレビアニメ「キルラキル」のエンディング曲です。
この曲、そんな20歳の子が書いたとは思えないくらいに非常に大人びたものになっています。
作品を見ているとわかるのですが、主人公の纏流子という高校生の女の子なんですけど、彼女をトレースしたかのような歌詞なんですよね。もちろん、それは彼女のような思春期の頃の男女全てに当てはまるのではないかと思うわけで。何かしらの理由なき反抗期に差し掛かっている、そしてちょっとだけ大人になったかのように背伸びしたい・振る舞いたいという意思がにじみ出ているわけですね。これを若干20歳の子が書くことはなかなかできないと思ってましたよ。
で、カップリング2曲もまたコントラストのキッツい曲でして(苦笑)。
まず、♪コトバはいわゆる失恋ソングの一つに数えることができると思うんですけれども、歌詞の節々がストレートだなぁ・・・と感じ取れまして。メロディーは切ないのに、言葉は悪いですが、ある意味呪術的なノリの曲になっています。
対して、♪君だけにアイラブユーはその逆。もう恋の真っ最中なのか、もう相手のことが大好きでたまらないから近日中に告白したいわ・・・なんて思える曲になってます(笑)。ゆえに、先程の曲と連続して聞くと、ホントに同じ人が書いたのかいなと疑いたくなるほどです。引き出しの数が多いわ(汗)。
是非ともこれはCDで聞いてほしいなと思わせた曲になっています。オススメです。

