今回も先日行ってきた「飯田線 秘境6駅探訪の旅」の一コマから。
まずは田本駅。金野駅から2つ先にある駅です。
駅標や待合所のある部分は広いものの、基本的にはかなり狭い駅です。
それはこの急峻で、人一人がやっと通れる階段を上がればわかります。
それもそのはず、この駅は断崖絶壁のそばに作られた駅だったからです。
また、コンクリの貼った壁の一部には撤去できずに残された大岩があります。こちらは以前紹介した金野駅と違い、覆い隠すものがないのでかなり怖いですね。
田本駅からはもう一つ。
トンネルの先にトンネルが見える数少ないスポット。
次は為栗駅。これで『してぐり』と読みます。田本駅からは温田駅の次にある駅です。
駅全景。
見てもらうとわかりますが、基本的に何もないのはこれまでと同じ。
しかし、ここが他の駅と違うのは、開かれた絶景があるのです!
うん、絶景かな。
ちなみに、奥の右側から流れ込む川は万古川。
天竜川に掛かる吊り橋天竜橋。
その天竜橋から撮ったもの。吊り橋だから揺れるのはお約束。
この先にあるのが、天竜川が暴れ川である名残とも言える「信濃恋し」という名所。丁度南北から見るとN字型になっているのですが、一旦川の流れが上流に戻るため流れが急変する船頭泣かせだったので、人々が「川が信濃を名残惜しんでいる」と思ったことからこの名が付いたとのことらしい。
こちらは対岸側から撮った天竜橋。
結構立派な橋なのですが、車両の通行は禁止されている(写真左隅参照)ので、駅に近寄るには歩いて行くか自転車に乗る以外に方法がありません。
帰り道、同じ吊り橋から撮った駅全景。
駅周辺は鳥獣保護区になります。
また、駅に向かう際には、この看板の立っているあたりで車を停めて向かうことになります。
次回も秘境駅の紹介です。