今日はセブンイレブンがオープンして40年とのことだそうで。丁度この日、セブンイレブンが創業した日でもあるのだそうです。
このコンビニ、日本には商店という形態が多かったのとアイテム数の少なさ(これは小ロットという意味)のために失敗すると言われていました。しかしコンビニはその小ロットを生かし、たくさんのアイテム数を揃えることで需要に応えようとしてきました。さらに、お弁当・おにぎりといった有力商品の登場により、徐々に百貨店やスーパーに変わる立ち位置を占め、無くてはならない存在になりました。
その後、ATMや住民票の交付、一部薬品の取り扱いも開始されました。公共料金の支払いも当たり前、宅配便の取り扱いも当たり前になりました。イベントのチケットも取れるようになりましたし、店によっては高速バスのチケットやゲームソフト・CD・DVDを購入できるようになっています。中には御用聞きのようなサービスも行われるようになり、お弁当など食材のプレミアム化・高品質化に伴って高齢者の間でも受け入れられるようになりました。むしろ、コンビニで取り扱っていないのを勘定するのが難しいくらいです(例えば、クリーニングの取り扱いがないくらいか)。
今後、コンビニはどう考えてもエッセンシャル(無くてはならない)なものになるでしょう。同時に熾烈なコンビニ間の競争で共倒れになったりとか地域によってコンビニがたくさんありすぎる、逆に全くないといった現象が起こり得ることでしょう。そのあたりの調整を何とか付けて、その名前のように『便利な店』作りにまい進してほしいと、コンビニ各社に訴えたいものです。