冬の新アニメ2014、12回目はMF文庫J(KADOKAWA / メディアファクトリー)から刊行されているライトノベルが原作の「魔法戦争」です。
最近あまりいい作品の出てこないTBS系作品ですが、今回はそれなりに期待の持てそうな2作品になっていますね。こちらはそこまで大きな期待をしているわけではないのですが、原作は7巻まで出ている人気作品なようです。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
七瀬武は普通の高校生ではあるが、家の中ではとある出来事でとても居づらい状況に陥っており、つくづく地獄でもいいので家を出ていければとさえ思っていたほどだ。
夏休み、剣道部の部活(朝連)に出るために学校に行ったところ、一人の少女に出会う。彼女の名前は相羽六(むい)。この彼女とのひょんな出会いによって、武は回避能力を持つ魔法使いになってしまい、かつ友人の五十島(いそしま)くるみ・伊田一三も巻き込み、彼らも魔法使いになってしまう。そして、3人を魔法が隆盛する魔法世界、その住人は崩壊世界と呼ぶ世界に導かれることになり、彼らは六の兄が所属しているコミュニティのゴーストトレイラーとの対決を余儀なくされた。
果たして、3人は崩壊世界を救うことができるのか?
というふう。
1回目にしてはかなりの情報量が詰め込めれていながらも、意外にもコンパクトにまとめられており、全般的に少々暗めの雰囲気ながらもよくできた作品だったと思います。あとはこの作品の陰気さが好きになれるかどうか・・・というところでしょうか。どちらかというとシリアスメインの作品になりそうですから。
あとアクションシーンも派手さはないものの、しっかりしています。特に剣道の竹刀で両手刀に挑む姿は、なかなかどうして結構映えますね。
とはいうものの、全体的には及第点になっているのかなと思います。理由は派手さの欠如なわけで・・・。惜しいなぁ。ただ、最近あまりいいところのなかったTBS系作品の面目躍如にはなっていると思います。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。