読 ん で も い い け ど 買 っ ち ゃ ダ メ 。
読んでもいいけど
買っちゃダメ~!
買っちゃダメ~!
今月は久しぶりに注目作が目白押し。決算期前ということもあり、多く発売されていることから来ているのではと思っております。
まず最初は、「相州戦神館學園 八命陣」。
夢であることはわかっていても情景は鮮明に覚えており、その夢が連夜に渡って続くという明晰(めいせき)夢を見る主人公が、ある時から仲間達が夢の中に出てきて起こる悪夢を阻止するために奔走するというアドベンチャー作品です。
現実世界と夢の中の世界が複雑に絡み合い、かついくつもの勢力もその中に絡むというPC作品の中では異色な多層に渡って展開される作品です。相当硬派なものになっているので、アドベンチャー好きにオススメです。
2番目は、「イノセントガール」。
芸術を捨てたはずの主人公が家庭の事情で芸術関係の学園に転校することで起こるアドベンチャーゲーム。主人公の過去を知られた変わり物との4人のヒロインが様々な騒動を巻き起こすというふうです。
ヒロインも多めでかつ個性的な人ばかり。どちらかというとコメディ色の強い作品になっていますね。
3番目は、「ひこうき雲の向こう側」。
主人公の恋愛観を探ることから始まっていくドタバタラブコメ。主人公がクラスのヒロインをフったということで、どういう理由なのかを探りを入れたくなった作品のヒロインの一人が、主人公や他のヒロイン達を巻き込んで騒動を起こすというふうになっています。
攻略対象は4人だけですが、ひとクセもふたクセもありそうなキャラですなぁ・・・。
4番目は、「ひとなつの」。
高校3年生の出来事から繰り広げられるノスタルジックなアドベンチャーです。
編入試験をギリギリでクリアし、故郷で最後の学生生活を過ごすことになった主人公。しかし、そこでは様々な厄介事に巻き込まれ、かつ夜の体育祭という謎の大会の実行委員に祭り上げられて四苦八苦するというものになっています。
携帯電話のない時代が舞台になっているので、先述の通り、ノスタルジーを感じさせられる作品になっているのでしょう。
前半戦最後の作品は、「ハピメア Fragmentation Dream」。
この作品も明晰夢がキーワードになっていて、明晰夢を患っている主人公と幼い頃から病で休みがちなヒロイン、そして謎の少女を軸に展開されるアドベンチャーです。
どちらかというと、この作品は耽美な感じが読み取れ、シリアスタッチの内容になっていますね。
次回もPC作品の紹介です。