2014年05月01日

差別、許すべからず

以前J1の浦和サポーターがホーム側入場口に「JAPANESE ONLY」というのぼりを掲げて大問題になったことが話題になりましたけれども、スポーツ絡みでの差別は、時にそれが起こると、それに対する反差別の動きが倍返しのようになって大きなうねりを起こします
ここ最近、その大きな反差別のうねりが話題になった例が2つ起こったので、ここで紹介していきましょう。


まずはサッカー。スペインリーグのある試合で、黒人選手がコーナーキックをする直前にバナナが放り込まれるという事態が発生しました。
まさかその選手を滑らせて上手く蹴れないようにしてやろうと思った・・・というわけではなく、その黒人選手を侮辱するために投げつけたんですね。実は、黒人選手にバナナを投げ付けることは、黒人選手に対してサルと言っているのと同じ意味に取られてしまうのです。もちろん、この行為は最大の侮辱行為だとされています。
結局、その選手は投げ付けられたバナナを拾って食べてみせ、プレーを続行したのだとか。

そして、その一部始終は世界中に広まり、世界中のサッカー選手や関係者がバナナを持って写真に写ったり、食べたりして差別反対を訴えていました。長友選手や元日本代表監督のジーコさんも行っていました。そして鹿島のセレーゾ監督は記者会見中にバナナをほおばって反差別をアピールしたとか。ホント意気ですな。


もう一つは、バスケットボール。アメリカのNBAで起こった出来事です。
クリッパーズのオーナーが知人女性との会話の際に黒人に対する人種差別発言(黒人との交友関係を揶揄するような発言)を行った模様が録音され、ゴシップサイトに暴露される事態になりました。この事態を重く見たNBAはオーナーの永久追放処分と制裁金2.5憶ドル、さらに今所有しているチームの強制売却に至る深刻な刑罰を与えられることとなりました。

NBAは黒人選手が過半数いるのにもかかわらず、オーナーは1チームを除いて全て白人といういびつな構成になっています。そんな中、公民権が施行される時よりかは表立った差別はなくなっているとは言うものの、まだまだ白人社会の中にはマイノリティへの偏見や差別が残っているという事例を示すことになりました。


いずれも、根深い差別に対して、断固としてNOを訴えようという意識の表れでもあり、世界では差別というのが重罪であることを改めて示してくれました日本にいると、差別というのがあまり表立って来ないのと意識の中で薄いというのがあり、なかなかわかりにくいと思う部分はあります。しかしながら、日本にもマイノリティーへの差別意識や在日外国人への差別意識(島国根性から来ているものと推察される)が昔からありました。この機会に身近にもそういった意識がないかとか日本では何ができるかなどを見つめるいい機会になってくれればと思っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ | 真面目なモノ

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