そんなことはさておき、FIFAワールドカップ2014のオフィシャルレストランになっているマクドナルドでは、公式ハンバーガーを期間中販売しています。今回は後半にあたる日本とフランスのハンバーガーを紹介します。


バンズはサッカーボールの形をしたものを使用し、中には千切りキャベツとチーズ入りのメンチカツ、それらの上には6種類の野菜と果実をすり下ろした専用ソースを使用しています。うん、相変わらず千切りキャベツは散乱しやすい(苦笑)。
味に関しては、まずカツがサクサクしている。これまでのマックの商品の中では随一のサクサク感だったかもしれない。そして中の肉の味が濃厚で、チーズの風味なんてないよ(ギャハ)。でも美味いね。ソースも酸味と甘みが絶妙で、肉の味を引き立ててくれるし。久方ぶりのヒットですね。オススメ。


コルドンブルーとはフランス料理の一種で、本来は子牛の肉(伝統的な製法の場合はこの肉)や豚肉などをチーズと共に挟んで揚げたカツレツの一種でもあります。歴史は意外に浅く1940年代のスイスを起源にしているとも言われています。実は、前回紹介したドイツ料理の一つであるシュニッツェルとほぼ同じなんですね。
で、このコルドンブルーはチーズを中に挟まず上に掛けたもの(カマンベールソースなので、正確にはチーズではない)になっており、どちらかというとシュニッツェルに近いものになっています。なお、中の肉は鶏肉になっております。
それ以外にはスチームで仕上げたハムが一緒に挟まれています。挟むバンズはフランスパン風ですが、バケットのように硬くなく柔らかくなっております。
味は揚げ物を使っているのにあっさりとしていて食べやすいです。掛かっているカマンベールソースもコクはあるもののあっさりとしていて、コルドンブルーを引き立ててくれます。全体的にきれいにまとまってるなという印象ですね。
今回のハンバーガーはどちらもなかなか美味い。そしてまた食べたいと思わせるだけの力があると思います。揚げ物が嫌いでなければ、是非何回でも頂きたいものですね。
次回は最終回。朝マック商品の紹介です。サイドメニューは紹介できれば(苦笑)。

