ジャスコは日本各所にあった大型ショッピングセンター(総合スーパーマーケット)で、2011年からジャスコとサティの合併に伴いイオンに商号変更がなされたことで、日本国内ではジャスコを名乗るスーパーはなくなり、中国など一部のみになっています。
そんなジャスコの名称のその後が、9/25に発売するライトノベル「女騎士さん、ジャスコ行こうよ」で明らかになりました。
このライトノベル発売に際し、発売元であるメディアファクトリー(MF文庫J)はイオン広報部に使用許可をもらえるかどうかのお伺いを立てたそうです。ところが、イオン広報部からの答えは、YesでもNoでもなく、「うちはもう関係ないからご勝手にどうぞ」という主旨の回答だったのです。
理由は前述の通り、ジャスコというスーパーが日本から消滅しているから。
イオンの立場としては、ジャスコというスーパーはもうないので、お伺いを立てなくても作家さんの書かれたものですからご自由にして下さいというふうなのだそうです。
そのことで改めて知った事実がもう一つ。
ジャスコで流れていたテーマソングはもう二度とイオン内で流れることはないんだなと。当たり前といえば当たり前なのですが、♪ジャスコで逢いましょうという名曲もYouTube上でしか聞けないわけですし、See-Sawが歌う幻の一曲♪新しい予感 ~Only at JUSCO~も聞けなくなってしまうんですね・・・。
ただ、ジャスコの商標はイオンがまだ持っているので、下手なことをすれば飛び掛かられる可能性も。そしてイオングループの中にも、アビリティーズジャスコという「スクラム」という名前の書店を運営する会社の中に残っています。もちろん、つづりは違えど、ジャスコと名乗る企業(イオングループに変わったジャスコは『JUSCO』、それ以外は『JASCO』)もあるので、そうおいそれとは消えないんでしょうね。