その「CLANNAD」が英訳化されて発売することになりそうです。
元々英訳版を発売する権利はビジュアルアーツからSekai Projectというアメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスにある会社がもらうことになったのですが、そのライセンスを支払うためのお金だけでなく、プレイ時間50時間とも言われるテキスト翻訳のための費用・日本人声優の起用のための費用などのため、多額の資金が必要となりました。そのために、Kickstarter(キックスターター)というクラウドファンディングを利用して、必要経費をねん出しようと考えたわけです。
このSekai Projectという会社、日本のギャルゲーの移植をいくつか手掛けているようで、「グリザイアの果実」もこの会社から英語版が発売されるようです。また、ビジュアルアーツが「CLANNAD」移植にGOサインを出すきっかけになった「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」もこの会社が手掛けています。
今回のKickstarterでは14万ドルを目標にしていたのですが、今日(11/12)現在で18万ドル以上も集まっており、今後も増えていくことでしょう。特に高額出資になる1000ドル・7000ドルの枠が埋まったというのはKickstarterの中では驚異的とも言えるでしょう。もらえる特典がTシャツ・タペストリー・オリジナルサウンドトラックだったりするので、ファンは欲しいでしょうね。ちなみに、出資期限は来年の1月10日(日本時間)です。
今回の一件は、Keyファンが世界中にいることを知らしめただけでなく、10年経ってもその人気が衰えてないことを示してくれました。この勢いが、もしかすると再び脚光を浴びるきっかけになるのかもしれませんね。

