2014年アニメアウォーズ!
今年もやってきました「2014年アニメアウォーズ!」。
毎度おなじみの企画になっておりますこちら、
2014年に放送されたアニメ作品から以下の賞を選ぶというもの。
- 最優秀作品
- 特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
- キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
- OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
- ED部門 (同上)
あくまで投票企画ではなく、『まず選考を楽しみ、その後お互い選考結果や理由を見て楽しもう』というのが主催者の基本的な趣旨となっています。
過去は以下のようになっています。
主催者の方の評価やルール詳細は
こちら。
それでは、「2014年アニメアウォーズ!」始めて行きましょう。
今年に関して言えば、続きモノはやや抑え目になり、オリジナルがチラホラ登場し、秋から結構活躍したものと思います。ただ、
全体的に小粒で買ってまで欲しいと思わせたのは少なめ。結局
続編モノ(ソードアート・オンラインⅡ)がメインになってしまってるのかなと感じています。あとひと押し足らんかったのかねぇ。
それでも、
秋アニメで結構いいのが揃ってきた感があるので、終わりよければ全てよし、ということで。
「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)」・「SHIROBAKO」・「四月は君の嘘」が残念ながら年越しになりましたけれども、内容はすごくよかったですね。
今年は続きモノ・原作持ち・オリジナルと配分はバランスよかったものの、もう少し頑張ってほしかったふうでしたと総括しようかなと。でも、いい作品がないわけじゃなかったし、続きが見たいと思ったのもいくつかあります。
では、各賞の紹介です(合致しない部分があるかと思いますが、お許しをば)。
今回は年越し作品もあるので、それらに関してはOP部門とED部門のみ評価の対象にします。「続きを読む」からご覧下さい。
審査の前に一言。昨年秋から今年春まで放送していた「キルラキル」が今年の作品を評価するうえでのベースになっていることを頭の中に入れて下さい。実は「キルラキル」が昨年最優秀作品でもおかしくなかったのですが、年越しになったため、正当な評価ができないと思い、敢えて外していました。そのため、今年該当作なしなら、この作品が最優秀作品となります。ただし、今年は最優秀作品はあります(笑)!
では改めて発表していきます。
最優秀作品
月刊少女野崎くん
「キルラキル」との方向性は違えど、この作品のエッジの利き具合は最高であります。
ヒロインの女子もすごかったですが、相手役(主人公)の少女マンガ家が実は男子高校生(しかもクラスメイトで好きな人)ながらも、どこかネジの一本二本抜けているような性格というのも面白かったですね。そいつと恋愛に進むどころかマンガ描きの手伝いさせられ、かつそのマンガもおかしいというのも斬新でしたね。アシスタントの面々もひとクセふたクセあるし・・・と各キャラに個性がかなり立っててよくできています。
あとは掴みが上手い。第1話の自転車のシーンでこれは面白いと確信しましたもの。メリハリもすごく効いているし、真面目になるかなと思ったらキレッキレのボケで落としてくれる。なかなかもって素晴らしい(笑)。
正直これを越える作品は今年は無かったですね。
ちなみに、今年のアニメの特徴として、テレビ東京系アニメが結構頑張っていたような気がします。
「Wake Up, Girls!」・「一週間フレンズ」・「月刊少女野崎くん」・「ハナヤマタ」・「トリニティセブン」・「異能バトルは日常系のなかで」が私の見ている中で挙がってくるのですけど、どれもいわゆるUHFアニメよりもクオリティが高めではなかったかなと。
アニメ業界の雄として1990年代アニメをけん引してきたので、ノイタミナ・TBSアニメ・アニメイズム・UHFアニメなどに押されがちな深夜帯で存在感をもっと示してほしいですね。
特別賞
まずは、去年から素晴らしいと思っていた「キルラキル」に。
怒涛の展開は年明けからも変わらず、終盤に大どんでん返しを仕掛けて視聴者を「えー!」と言わせたのではなかろうかと。平たく言えば親子喧嘩ですけど、単純な親子喧嘩にさせなかった、もっと壮大なバトルに昇華できたのはさすがトリガー(「天元突破グレンラガン」スタッフ)だと思いましたね。
そして今年の作品から選ぶとなると、「Wake Up, Girls!」と「のうりん」でしょう。
「僕らはみんな河合荘」とか「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」とかなどありますけれども、決め手となったのは地元との密着具合でしょう。
岐阜県を舞台にした作品としては「僕らはみんな河合荘」もそうですし、「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」は千葉県(流川市のモデルは千葉県にある流山市とされている)を舞台にしておりました。しかし、地元と密着して盛り上げた点ではこの2作品にかないません。
この2作品は地元のプロチーム(「Wake Up, Girls!」は楽天、「のうりん」はFC岐阜)とのコラボキャンペーンを行って成功しています。すそ野を広げようと頑張っていた点でまず評価したいです。もちろんシナリオもよく練られていましたし、前者は逆境から這い上がってきたシリアス作品としてよくできたいましたし、後者はギャグ・コメディをちりばめながらも、締めるところはきちんと締め、農業問題の奥深さをきちんと伝えています。
前者に関しては映画化が決まりましたけれども、後者もきっと第2期がスタートしてくれるはずです。
キャラ部門
男性
ティラミー(甘城ブリリアントパーク)
一言で言えば、下衆い(爆)。モッフルやマカロンも相当ですが、女子相手にセクハラ上等な言動を平然とやってのけてるのだから、もはや下衆を越えて『これはひどい』レベルですわ(笑)。
まぁ、あの3人が揃って強烈な個性を発揮できるんですけどね。
ちなみに、人外じゃないのという意見もありますが、子供がいる・異性(女性)に興味を持っているという点を考慮し、男性扱いしておきます。機械じゃないですしね。
女性
佐倉千代(月刊少女野崎くん)
ツッコミ役として的確ながらも、自身もよくボケる(笑)。そのくせ野崎のことが好きなのにいまだ言えずじまい(苦笑)。天然の気もあるので、見ていて飽きない子でした。
ユウキ(ソードアート・オンラインⅡ)
壮絶な一生を送ったヒロインでしたね。多くは語りませんが、あの天真爛漫な笑顔からはとても想像ができません。
OP部門
♪COLORFUL BOX / 石田燿子
1分半の間にこの作品がアニメを作る過程の大変さを描いた作品だとわかるものになっていますね。一番最初のキャラの等身比較表を見ただけで、アニメ製作が舞台なんだなとわかるようになってますし、キャラもわかります。
全体的にきれいにまとまっている、曲もいいけど映像もいい作品です。
ED部門
♪You Gotta Love Me! / かと*ふく
某ボードゲームのルーレットを一生懸命走ったりコケたりしながらバタバタ走るヒロイン達の姿が可愛いですね。
Posted by alexey_calvanov at 23:21│
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とっくしゅ~で~す |
アニメ・コミック
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さて、2014年を振り返っていきますよ。
まずはアニメ編です。
今年もおちゃつさんから「アニメアウォーズ」へのお誘いがありましたので、参加させていただきます!
2014年のアニメを項目別に振り返ってみました・・・
では、どうぞ!
おちゃつさん>野崎くんに関しては、久しぶりに初見で面白いと感じさせる作品でしたね。
ただ、年越し作品も結構よかったので、正直野崎くんといい勝負になっていたかもしれませんね。
最後になりましたが、今年もアニメアウォーズのお誘いありがとうございました。
アレックスさんこんばんは
言われてみるとやはり続編のものが強く、他はやや小粒な作品が多かったのかもしれないですね。
月刊少女野崎くん、リアルタイムでは見てなかったのですが評価高いようでこれから見てみようと思います!
今回も企画に快く参加していただきありがとうございました!