以前にもお伝えした通り、11種類(オプション使用で12種類。対象機種はファミコン・スーパーファミコン(海外版SNES含む)・ゲームボーイ(カラー含む)・ゲームボーイアドバンス・メガドライブ(北米版GENESIS・メガアダプタ使用条件でセガマークⅢ含む)・PCエンジン(スーパーグラフィックス・海外版TurboGrafx-16含む))のゲームがプレイできる「レトロフリーク」。プレイできるゲームの種類・HDMI端子でプレイ可能といった情報もさることながら、今回入ってきた新情報もなかなかすごい情報だと思うんですよ。
今回入ってきた新情報、何とバッテリーバックアップの切れた電池でも本体に内蔵されているセーブデータを利用して保存可能になっているとのこと。
特にファミコンソフトに言えることなんですが、当時のバッテリーバックアップというのはボタン電池を利用していたもの(RAMバッテリー)が多く、数年経つと電池切れでデータが消えてしまうということが起こっていました。後にROMバッテリー(フラッシュメモリ)に改良されたことでその弊害は減ったと言われていますけれども、長いものでは20年近くになっている現状を考えれば、経年劣化は避けられないと思われます。そういった点を考慮すれば、本体に内蔵メモリを仕込んで対応してくれるのはありがたいですね。
しかも、ゲームソフトにあるセーブデータを「レトロフリーク」にある内蔵メモリに移動することもできるだけでなく、その逆にも対応可能になっているので、バックアップ(避難場所)としての役割も可能になっているのです。
さらに、「どこでもセーブ機能」でいつでもどこでもセーブができるようにもなっています。これまで難しいと敬遠されていたゲームも、もしかすると容易にクリアできるようになるのかもしれません。
簡単接続できれいな画面、そしてクイックセーブ機能で遊びやすくなっているので、レトロゲームをやってみたくても手間が掛かって面倒くさいとか難しすぎてすぐにさじを投げたくなるというプレイヤーにも遊びたいと思わせる、間口を広げてくれるゲーム機になりそうですね。