最近のライトノベルにある傾向ですが、現在有名になっている作品のほとんとがその文庫が行っている文学賞で賞をもらってデビューするという流れができていますね。今回の作品もその流れで有名になっております。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
巨大な地下迷宮(通称ダンジョン)のある街オラリオ。主人公のベル・クラネルは駆け出しの冒険者として日夜ダンジョンに潜入していた。英雄譚にあるように、異性との出会いを求めて。
ある時、ベルのいる層には似つかわしくないモンスターのミノタウロスが現れた。到底かないっこない中、一人の女性がベルの窮地を救うこととなる。アイズ・ヴァレンシュタイン、冒険者界の中でトップクラスの人に。
その時彼女に一目ぼれしたベルは、彼女とつりあう男とならんとして身を粉にして『修業』に明け暮れるのだった。
というふう。
とにかくテンポがいい。特に主人公と主人公の所属しているファミリアで神様でもあるヘスティアのやり取りは兄妹のそれとよく似て面白いですね。実はヘスティアは主人公に想いを寄せているものの、いつも空回りしているんだなと感じ取れるようなシーンも見受けられ、これまた見ていて面白いですわ。
何より主人公の愚直さが涙を誘いますわ。助けられたアイズに対し、これほどまでにほれ込んだのに、彼女の所属していたファミリアのメンバーから小馬鹿にされたかのような物言いを(いたのを知らずに)されたので、もっと強くなって・・・と無茶をするあたり何かホントにすごい子だわと思いましたよ。
登場人物は序盤から多いものの、簡潔にどういう人かが伝えられているので、わかりやすくかつ頭にも入りやすいです。それでいて面白いので、今後どういうふうになるのかが楽しみですね。
なお、ヘスティア様への好感度急上昇中。彼女の着こなし(いわゆる例の紐(ひも))がブレイクし、関連イラストや考察が雨後のタケノコのように出てきております。さすがロリ神様と言われるだけのことはある(笑)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

