この作品は、同時進行で小説も刊行(講談社ラノベ文庫より)されているのですが、今回の物語はマンガ版をベースに進められております。正直予備知識なしの中で見ているので、どんな作品なのか楽しみですね。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
突然発生したウイルスによって13歳以下の子供を除いて全て死に絶えてしまった世界。その世界は、その後現れた吸血鬼によって接収、生き残った子供達は彼らの住む地下都市に連れて行かれ、さながら家畜のように扱われていた。
ウイルス発生から4年後、生き残りの一人、百夜優一郎と百夜ミカエラは脱出を試みる。吸血鬼の中でも貴族という身分にいる人物にミカエラはすり寄り取り入ってもらうことで、脱出への道筋を立てていたのだ。
決行当日、当時一緒にいた孤児院の子達とあと一歩のところまで来たものの、全てを見通していた貴族の吸血鬼によって優一郎以外は惨殺されることとなる。ミカエラが失敬した銃によって吸血鬼は殺したものの、全てを失った優一郎は、救ってくれた日本帝鬼軍に入ることとなる。
その日から4年、優一郎は16歳になった。
というふう。
初っ端から衝撃的で、かつ彼らが身を置く生活も凄惨極まりなく、あまつさえ脱出一歩前で惨殺と止め処となく嫌な展開で終始しておりますけれども、逆にこうすることで主人公に置かれた身の上がこの上なく不幸かつ過酷だともわかる演出でもあるんですね。
今後、死んだはずのミカエラと生き残った優一郎とのダブル主人公で描かれていくのだと思うのですが、まだまだ過酷な展開になるのではないかと思っております。ちなみに、この作品は分割2クールということなので、前半はミカエラとの再会あたりまで描くのではないのかと思っています。じっくりと2人の主人公の運命を描いてくれることを願います。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

