過去に数回書いていますが、11種類(オプション使用で12種類。対象機種はファミコン・スーパーファミコン(海外版SNES含む)・ゲームボーイ(カラー含む)・ゲームボーイアドバンス・メガドライブ(北米版GENESIS・メガアダプタ使用条件でセガマークⅢ含む)・PCエンジン(スーパーグラフィックス・海外版TurboGrafx-16含む))のゲームがプレイできる「レトロフリーク」。先日更なる仕様が公開されました。
今回公開された情報の一つは、何とこの本体にゲームをインストールできる機能が搭載されていることが明らかになりました。この機能は、一度本体に取り込んでしまえば、次回以降のプレイの際には、わざわざそのソフトを挿さないでプレイできるようになるという点でしょうか。ただし、この機能を利用する際にはmicroSDカードが必須になるので注意が必要です。
とはいえ、経年劣化を起こしていると思われるカートリッジをこれ以上痛めないための配慮と言えるでしょうね。古くは30年以上経過したソフトもあるので、そろそろ読み取りが利きにくいものもあるでしょう。こういった形でアーカイブできるなら、かなり長い間遊ぶことができるでしょう。
そして、今回公開されたもう一つの情報として、今まで私達が公式サイトなどで見ていた『本体』と呼んでいたものは、実は本体ではなくカートリッジアダプタというもので、いわゆる吸い出し機だったんですね。
じゃあ本体はどこに・・・というと、吸い出し機にあたるカートリッジアダプタの後ろ部分にガッチャンコとはめ込む形になっているのです。この大きさが何とファミコンのカートリッジとほぼ同じというのですから、技術の進歩をまざまざと感じさせます。そのため、インストールしたゲームなら、本体だけで遊ぶことも可能になっています。
そんな「レトロフリーク」の発売日と価格はいまだ未定(発売日は2015年春の表記のまま)。ただ、予約開始日は近日になるのではないかと推測できます。なお、サイバーガジェットにメルマガ登録をすれば、いち早く予約開始日を配信するとのことなので、欲しいと思っている方は今のうちにメルマガ登録しておいてもいいのではないのでしょうか。