アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコで、液体を掛けると跳ね返す特殊な塗料を塗った壁を設置したそうです。
この壁は市内9か所に設置され、「この壁は公衆トイレではありません」という警告メッセージ付。それでもなお立ちションしようものなら、それが特殊な塗料で跳ね返って、自分の身体に掛かるという悲しい結末を迎えるハメになります。
どうしてここまでの策を練ったのかというと、立ちションをする人が後を絶たないからですね。冒頭にも書いた通り、世界でも悩みの種なのですね。
この壁を設置したサンフランシスコの場合、50~500ドルの罰金刑なのだそうです。にもかかわらず、抑止効果はあまりないという現状に業を煮やしてこうなったというわけです。
ちなみに、日本の場合は軽犯罪法違反という扱いで、場所(飲料水などの水源がある場合(浄水汚染)、他人の所有物の前での場合(器物破損)、公衆面前での場合(公然わいせつ))によっては刑法で処罰される可能性があります。日本では立ちションされないように鳥居を壁に描いて抑止力にしているのですけど、ダメなものはダメだったりする。同じような措置を取られてもやむなしなのかなぁ・・・。

