オーストラリアで先日、あまりに毛のモコモコしている羊が発見され、大きな話題になりました。この羊、相当な毛の量(大人3人がかりで施設に運んだのだとか)のようで、状況次第では生命に関わる(深刻な疾患を発症する恐れがあったのだそうな)とのことで、オーストラリアの動物保護団体がツイッターやフェイスブック上で毛刈りのできる人を呼び掛けたそうです。
すると、それを見ていたオーストラリアで行われている毛刈り選手権のチャンピオンがやりましょうと名乗り出て、翌日例に羊の毛刈りが執行されました。およそ1時間ほどで全ての毛が刈り取られ、羊も無事でした。で、その刈り取られた毛の量はおよそ40kg。セーターにしたら何着作れるのかいなぁ・・・。
ともあれ、羊が無事でよかった。しかもオーストラリアはこれから春になって暑くなってくるでしょうから、毛のおかげでしんどい思いをしなくてよかったと思います。
そして、今回の一件で初めて知ったこと。羊の毛は自然と抜け変わることが無い(汗)。どうやら品種改良によって抜け変わるという機会を失っているようです。人間が施したことで、逆に人間が苦労するというのは、何とも皮肉だなぁと思いましたね・・・。