今回の発表会に前に開催のお知らせを伝えるプレスリリースが発表されたのですけど、その時に書かれていたのが、表題の部分(英文では“Hey Siri, give us a hint.”)だったわけです。
こう書かれていた通り、新機種になってからはSiriが常時接続状態になっており、Siriの名を呼びかけるだけで、すぐに使えるというふうになっております。
というわけで、新機種の紹介です。今回は4機種紹介されました。
①iPhone 6s
4.7インチHD Ratinaディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 9・プロセッサはA9で、16・64・128GBの3種類が用意される。アルミボディに関しては、航空宇宙産業で使われているものと同じものを使用している。
画面を長押しすることでメールなどの情報を読むことのできる「3D Touch」機能や下り最大300MbpsのLTE-Advancedが搭載されている。またカメラ機能も向上し、1200万画素CMOS(インカメラは500万画素CMOS)となっている。なお、動画は4Kサイズの撮影も可能になっている。
個人的感想
機能面がこれまで以上に向上している。前述の面に加え、Wi-Fiも高速化が実現し、指紋センサー「Touch ID」はこれまでの機種の2倍の速さで反応するようになっている。
なお、今回から新色が追加され4色展開で販売される。新しい色であるペールオレンジ(薄橙(だいだい)色)のようなカラーリングは、女性層への訴求も高いと思われ。
②iPhone 6s Plus
5.5インチHD Ratinaディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 9・プロセッサはA9で、16・64・128GBの3種類が用意される。アルミボディに関しては、航空宇宙産業で使われているものと同じものを使用している。
画面を長押しすることでメールなどの情報を読むことのできる「3D Touch」機能や下り最大300MbpsのLTE-Advancedが搭載されている。またカメラ機能も向上し、1200万画素CMOS(インカメラは500万画素CMOS)となっている。なお、動画は4Kサイズの撮影も可能になっている。
個人的感想
実はほとんどの部分がiPhone 6sと同じ(笑)。ただし、いくつかの部分で差異は付けてあり、画面の大きさもさることながら、連続通話・待受・使用時間が伸びている点が異なっている。しかし、最も異なる点はカメラ機能で、光学式の手ブレ補正機能が搭載されている。写真・動画を撮る人にとっては重要な機能になると思うので、それらを活用したい方は、この機種がオススメ。
③iPad Pro
12.9インチのRatinaディスプレイを搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはiOS 9・プロセッサはA9Xで、Wi-Fiモデルは32・128GBの2種類、Wi-Fi+Cellularモデルは128GBが用意されている。
個人的感想
機能面では大きく突出したものはないものの、処理速度・光学バランスは前機種よりも向上しているのは間違いないとも。
むしろ今回はオプション品が充実しており、かねてからユーザーにとっては欲しい一品ではなかったのではないかと。それが、スタイラスペン「Apple Pencil」とキーボード付カバーの「Smart Keyboard」。前者は15秒の充電で30分間利用可能(充電はトップ部分に付いているLightning端子をiPad Proに挿し込むことで可能)で、筆圧と傾きで反応するものになっている。後者は「Smart Connector」と呼ばれる専用端子に挿し込むことで使用可能になっている。
④iPad mini 4
7.9インチRatinaディスプレイを搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはiOS 9・プロセッサはA8Xで、Wi-Fiモデル・Wi-Fi+Cellularモデル共に16・64・128GBの3種類が用意されている。
個人的感想
こちらも機能面ではこれまでのiPadシリーズとほぼ同じではあるものの、気圧計が新たに搭載されている点と薄さ6.1mmになったのが変わった点ともいえる。
iPad Proほどの大きなものは必要ないけど、新しいiPadは欲しいという人は、この機種になるのかもしれない。

