原作となったゲームは先月末に発売し、前作にあたる「うたわれるもの」も今年4月から再放送(9月にニコニコ生放送やHuluなどで一挙放送)をしておりました。それゆえに、下積みや掴みはOKというふうになっているのではと思います。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公の男はある冬山で目が覚める。しかし一切の記憶が残っておらず、何もわからないまま冬山をさまよっているところ、怪物に襲われる。その時、一人の少女が彼を救い、以降保護者として彼の面倒を見ることになっていった。
というふう。
この回では主人公のダメっぷり(笑)が強調されているものの、時に見せる明晰ぶりが垣間見え、淡々と進んでいるように見えて、実は主人公の性格・性質をじっくりと見せている大事な回ということを理解して作られているんだと感心させてくれる作りになっておりました。同時にヒロインの献身的なところも見られたかと思いきや、風呂を覗いたりと年頃の女の子である点も描いていて、これまた丁寧な作りだと感心。総じて、イントロダクションの役目をよくわかっていると感じさせてくれました。
これから2クールの予定で動くようなので、年またぎの作品は不遇な扱いをされるからかわいそうだよなぁ・・・と思いつつ、前作も地味ながら良作だと感じさせてくれたので、この作品もそうなってほしいですし、何より現在発売中のゲームとの相乗効果を図ってくれるようにと願っております。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

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