この作品は、赤塚不二夫生誕80周年記念ということで始められたもので、これ以外にも復刻版コミックとして赤塚作品が展開されています。しかし、この作品が選ばれたことに対し、正直大丈夫なのかという意見も出ていただけに、そのあたりは気になるところではあります。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
ある街に、おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松という名の6つ子の兄弟がいました。その6つ子は特に何もないままそのまま大きくなり、どうしたものかいなという毎日を送っていました。
というふう。
記念すべき初回は、各方面でも言われたほどトンチキな方向に進んでおりまして(苦笑)。いきなりモノクロで6つ子とイヤミ・チビ太などのサブキャラが登場し、この作品の方向性をどういようかと議論していたら、これまたいきなり今時のファン獲得のためにBL要素たっぷりの学園モノにシフトチェンジ(爆)。これがメインを張ったかと思ったら、あっという間に『崩壊』し、最後は赤塚先生の遺影が落ちてきて6つ子謝罪。そして大きくなった6つ子が登場というふうになりました。
正直大丈夫かいなという雰囲気にはなりましたね。面白いか否かという面では前者の方にはなっていくんでしょうけど、パロディ要素をガンガンと放り込み過ぎて大丈夫なのかと。今時の潮流を入れていくのがこの作品の醍醐味なんでしょうけど、ここまであざとくやるのも心配な要素なんですよね。というのも、作品の核が無くなるんじゃないのかと思えてならないんですね。
ともあれ、この作品は、もう少し見続けないと本質がわからないので、化けるのかコケるのか見極められないですね。少なくとも初回だけでは。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

