同人ソフトでありながら、久しぶりにファミコンのソフトが発売となります。ファミコンの最後のソフトが1994年なので、実に11年ぶりですね。とはいえ、その間同じように同人ソフト(もしくは非合法ソフト)という扱いで出てきているでしょうから何とも言えませんが。
そのソフトは、「8BIT MUSIC POWER」。「スターソルジャー」・「迷宮組曲」などを手掛けた国本剛章さんや「ゼビウス」・「ディグダグ」などを手掛けた慶野由利子さんなどファミコン世代に活躍した・現在のゲーム業界で活躍中の11人のクリエイター達の作った12曲が収録されております。ただし、表題にもある通り、ゲーム性ないしゲームの要素は全くありません。CEROベースに掛ければ、「教育・データベース」に位置付けられる可能性があります。
パッケージは、往年のファミコンを思わせる紙製(と思しき箱)で、マリオシリーズのような真っ黄色のパッケージに派手なドット絵と夢見心地の少女がほわーとしている姿が印象的な絵になっています。
グラフィックはファミコンテイストあふれるだけでなく、ファミコンの技術をふんだんに使ったものに仕上がっています。ということは、音楽も当時のポップチューンをいかんなく再現したものになっているのでしょうね。
発売元はコロンバスサークルで、ビレッジヴァンガードやドン・キホーテでゲーム互換機を販売しているメーカーです。「レトロゲームコントローラー」を販売しているところでもありますね。価格は4104円(税別)、ただしコロンバスサークルではオープン価格の設定になっています。
この商品は数量限定になるそうなので、欲しい方はお早めに。なお、本体によっては上手く再生できないこともあるので、ご注意を。