2016年01月06日

まだ野球界にレジェンドはいた!

去年は中日ドラゴンズに30年在籍し、『レジェンド』と呼ばれていた山本昌さんが現役を引退しましたけれども、まだ野球界には『レジェンド』と呼ばれてもおかしくない人がいたのです。


それは、千葉ロッテマリーンズで打撃投手を務めている池田重喜さん普段は選手寮の寮長を務めているのですが、時に打撃投手として選手の相手をしているのです。しかし驚くべきは、その年齢。何と今年で70歳になるのだそうな。にもかかわらず、コントロールが絶妙で選手達にも評判とのこと。


この池田さんという方は、1968年にドラフト4位で大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団1971年にロッテに移籍後、1977年に引退しました。引退後はロッテで投手コーチ・トレーニングコーチを務めた後、一旦ロッテを退社し、1998年と1999年には野球解説者を務めるものの、1999年11月から再び寮長としてロッテに復職トレーニングコーチや育成担当コーチを務め、三度寮長に戻り現在に至ります。その間、ロッテを離れていた間を除いて、打撃投手として実績を重ねていたのです。


ロッテといえば、かつて村田兆治さんが40歳まで現役を務め、66歳になった現在でも150km/h近くを投げる投手として有名です。そんな選手がいたそのチームで、こんな隠れた『逸材』がいたとは。現役時代はそれほど活躍しなかったけれども、その後の活躍を見れば、十分に大器晩成と言えるでしょう。


この功績を讃えて、ロッテは池田さんをギネス記録に登録する検討を始めたのだとか。これは是非やってほしいですね。日本球団にとって宝だと思いますし、こういう生き方もあるんだよという道筋を夢潰えた選手達に訴えることもできますからね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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