この番組は、創通・フィールズ・フライングドッグ(ビクターエンタテインメントのアニメレーベル)の共同制作で、マンガ連載も少年ジャンプ+(集英社)で展開されています。また、この作品は分割2クールで展開されることも決まっており、第1期は3月まで、第2期は7月から開始予定になっております。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
地下水位の急激な回復によって起こった第三次流砂現象により、東京東部(江戸川と隅田川に囲まれた区域)が泥濘化してしまった。そこに当初は介護用などで利用されていた高出力・強化装甲されたパワードスーツのウィルウェアが復興および救助用に急速に発達していった。それに伴い、ウィルウェアを利用した犯罪も増え、頭を悩ませていた警察庁整備局は、吉祥寺に特殊部隊「第五特別公安課第三機動強襲室第八係」(通称ダイハチ)が設立された。メンバー達はクセ者揃いではありながら、様々なしがらみに対処し、それなりの活躍を見せていた。
ある日、そのダイハチに一人の女性警部補が配置された。彼女の本来の目的である、ダイハチが存続にふさわしいのかを見極めるという密命を隠して。彼女は何とか私がダイハチを変えるんだと意気込むものの、相変わらずの行き当たりばったり・アバウト・いい加減な、クセ者揃いのメンバーに翻弄されるのだった。
というふう。
初回は見事なまでに警部補の意気込みがスルーされておりますな(笑)。至極もっともなことを言っているんでしょうけど、彼らにとっては最善の解決法ではないということなのでしょう。仮に彼女のようなやり方がベストだったとしても、政治家の一言などでそれができないから、対処として行き当たりばったりに見えながらも、柔軟に変化できるようになっていったんでしょうね。そのあたりの考え方の乖離が引き立っていて面白いですわ。
また、2人のウィルウェア使いも個性があって、かつそれがコントラストのようになって出ていますね。一方は大雑把でデリカシーがない、もう一方は几帳面で少々短気というふうになっていて、彼らの掛け合いは、まるで「TIGER&BUNNY」のような一面を見せているようにも感じます。
ただ、もう少し何かしらの個性があっても面白いのでしょうけど、今のままでも十分に各キャラが多いながらもわかりやすくて見どころも多いです。分割2クールなので、じっくりとやって下さい。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

