中国では3億近い閲覧数(総人口の約1/10)を誇り、マンガ化もされこちらも人気になっております。今回のアニメ化は、日本のアニメスタジオであるスタジオディーンと中国・深圳(シンセン。『セン』は土偏(へん)に川)のIT企業の子会社との共同事業になっています。
ちなみに、私は過去に日本で発売された台湾産のゲームをプレイしたことがあり、そんなに悪いデキではなかったものの、時折中華的な展開を見せるなぁ・・・と思いながらプレイした経験があるので、今回のアニメもどちらかというと中華的なものになるんだろうなと思って見ることになりました。
あと、つい最近までウィキペディアにページが無かったんだよね(ギャハ)。皆得体が知れないもんだから作れなかったんだろうなぁ。ということで、中国語版の方が少しだけ充実しています。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
落下することで不法時代が訪れるとされる彗星が落ちて12年、それによってもたらされる運命の子を探すために、仙人の流派の一つである霊剣派が門下生を集める試験である昇仙試験を行うことになった。その中には、自称「冒険王」を名乗る主人公の姿もあったのだった・・・。様々な試練を仲間達と共に乗り越えていく先に何があるのだろうか。
というふう。
デキに関しては、日本のアニメ試作会社が入っていることもあり、クオリティはそれなり。作品のノリも、思った以上に面白かったと思いました。痛快というと評価が高すぎるかなと思っていますけど、正直ほうほうとうなづいてしまうシーンもありました。
ただ、深夜アニメよりも全日帯(一昔前のゴールデンタイムで放送している時間帯)やNHKのEテレ(旧NHK教育テレビ)あたりでやっていてもおかしくない展開の作品。この時間でやるのは少々惜しいなと思ってしまいました。あとはどちらかというと少年向け作品とも思える部分もあり、その辺で前者のような判断になったわけです。もちろん、中華アニメ的な部分も垣間見えるため、ツッコミどころもなくはない(どうして12歳以下と思えない人まで12歳以下のカテゴリにいるんだとか(苦笑))ですけど、話の展開次第では面白くもなりそうな気がします。
個人的には、中国に入り浸っていた某サイトの管理人の評価を聞きたいところですが(爆)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

