2016年02月15日

大洗女子学園は対象外です

現在J2にいる水戸ホーリーホック(以下水戸)。かつてはお客が来ないということで、NHKで放送されていた「欽ちゃんのワースト脱出大作戦」でも取り上げられたことがあるくらいでした。その後、地道な集客活動が実を結んだだけでなく、長年対立関係にあった水戸市から支援が受けられるようになったり、震災後の『おらが街のチーム』意識の向上や「ガールズ&パンツァー」でホームタウンの一つである大洗町がフィーチャーされたこともあり、徐々に集客が上がってきました


そんな水戸がホーム開幕戦から4試合の間「春の学生招待」というキャンペーンを行うことになりました。対象は、茨城県内在住・在学の中学生・高校生・大学生・短大生・専門学校生・予備校生(ホームタウンのエリアだけでなく、ライバルでJ1の鹿島アントラーズのエリアに住む人達も対象なのだから、本気度が窺える)となっております。しかし、唯一対象外になっている学校が・・・。そう、大洗女子学園(「ガールズ&パンツァー」に登場する架空の学校)です。


・・・そこで、架空の学校じゃねーかとツッコむことなかれ大洗女子学園は水戸にとって重要な『学校』なのです。
先述の通り、大洗町が舞台になったことで、「ガールズ&パンツァー」およびその作品を制作したバンダイビジュアルとの縁が出来上がることになりましたバンダイビジュアルは、水戸に対してスポンサーになったばかりでなく、ユニフォームのスポンサーにもなってくれました(もちろん、あんこうさんチームの象徴あんこうマーク。過去には作品名でスポンサードしたこともある)。また、大洗町をフィーチャーした「大洗の日」には、作品とのコラボ(戦車のレプリカモデルが登場したり、その戦車レプリカに乗って観戦するという企画など)を行ったり、大洗女子学園の生徒手帳を持参した人達は無料で入場できるなど、今や水戸になくてはならない盛り立て役になってくれています。劇場版も終了するのにもかかわらず、今年も年間スポンサーに付いてくれるバンダイビジュアルの太っ腹にも大きく感銘を受けました。
だからこそ、ネタという意味合いだけでなく、大洗女子学園生徒(つまりはガルパンファン)への配慮で、今回の断り書きが掛かれているのだと思います。これだけ根付いていたら、下手なトラブルは避けたいですからね。対象者もわかっているとは思うのですが(苦笑)。


ちなみに、「東日本大震災復興支援招待デー」の対象試合になるザスパクサツ群馬戦も大洗女子学園は対象外になるので、(わかっていると思いますが)ご注意下さい。
そして、ホーム開幕戦となるセレッソ大阪戦は1万人の集客を目指しているのだそうです。水戸市をはじめとする水戸のホームタウンに住む方々は、よろしければ地域に根差そうと頑張るチームを応援してあげて下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ | アニメ・コミック

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