春の新アニメ2016、最後になる14回目はオリジナル作品の「キズナイーバー」です。
こちらもTRIGGER製作ということで前評判は高い作品になっています。初の製作作品となった「キルラキル」以来、独創的な作品を生み出す会社ではありますが、「異能バトルは日常系のなかで」のように原作付の作品は上手くいかなかったとも取られていたので、オリジナル作品である今回は「キルラキル」のように上手くいくといいですね。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
埋立地に作られた人工都市の洲籠(すごもり)市。そこに住む主人公は、物心ついたころからなぜか痛みを感じない身体になっていた。
夏休みも近くなったある日、彼はクラスメイトと称する謎の女性に、幼馴染みをはじめとする主人公と同じクラスメイトの6人と共に、互いの異常な性格の部分を等しく分け合う「キズナイーバー」の一員とされてしまう。
「争いに満ちた世界を平和に導くための試験」に選ばれてしまった7人の試練が幕を開ける。
というふう。
最初に登場する人物が多いため、一気に理解するのはさすがに難しいなとは思っていたのですが、一応触りの部分だけはわかるようにしてあるので、十分よくやったのかなと。短い時間ながらも彼らが非常にエッジの利いた人達であることは十分に伝わってきました。また、キズナシステムの一端も垣間見え、ともすれば仲間全体を危機に陥れてしまうのでは、と思えるふうになっていますね。
気になるのは、謎の女性は一体何者なのかがわからない点。何をしたいのかが深くわかっていないので、ミステリアスさだけが際立っております。今後の彼らの行動も気になるところで、次が気にはなる作りになっています。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。