2016年04月24日

香港ではPHSが禁止になります

日本独自の技術と言われるPHS。このPHSが香港では使えなくなるどころか単純所持も含めて持ち込みが禁止になるとのことだそうです。違反した場合、最大で50,000香港ドル(70万円。1香港ドル=14円で計算)の罰金ないしは2年の禁固刑となるため、日本でPHSを利用しているユーザーは注意が必要です。


なぜそんな厳しい規則が出来上がったのかというと、香港の通信事情にあるようです。
香港では1997年にPHSが導入されたものの普及が進まず、後に製造及び利用が終了することになりました。そして2013年には割り当て周波数(1895~1906.1MHz帯)ライセンスの免除が撤廃されることになり、5/10から施行されることになりました。しかし、施行から3年間の間は猶予期間が置かれたため、仮に違反してもお咎めなしという状況になっていました。それが5/9で切れることになり、5/10からは理由の有無を問わず罰せられることになったのです。


日本でも400万弱のユーザーしかいないから大丈夫・・・と思いがちですけれども、知らなかったでは済まされない事態になるでしょう。既に香港ではPHSは使えない、日本でも海外ローミングのできるPHSは数が限られていることを考えれば、PHSを持って行こうとはならないはずです。もし日本でPHSを使っている人は、本当に気を付けて下さい香港とはいえ、今は中国領。時に物騒なことが起こる場所でもあるので、不測の事態に巻き込まれるのは避けたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:27│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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