2016年04月28日

またフィーチャーフォンの終わりが一歩近づいた

auはフィーチャーフォン(ケータイ)で運用されているEZアプリ(旧EZアプリ(BREW))と3Gでの国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT(グローバルパスポート)」を2018年3月末で終了すると発表しました。


EZアプリはJavaバージョンが2001年に「ezplus」として、BREWバージョンが2002年にそれぞれ開始しています(Javaバージョンは2004年に一旦終了)ドコモ・J-PHONE(→ボーダフォン→ソフトバンク)がJavaアプリで貫いた中、auはBREWを利用して独自性を出そうとしていました。どうやら、Javaに比べて高性能を発揮できるとのことだそうでしたが、実質は開発の関係などであまり変わらないばかりか開発の難しさでドコモ・J-PHONEよりも遅く配信されるないしは配信されないという不遇を味わう原因にもなりました。
なお、2010年にBREWベースでJavaアプリを動かせるオープンアプリプレイヤーが登場し、それをきっかけにして2011年にJavaバージョンのEZアプリが一部復活しています。

BREWベースのアプリ終了の理由は、利用者数の減少(2013年から40%も減っている)もさることながらBREWとのライセンシー(Qualcomm(クアルコム)と結んでいるもの)も2018年3月末で切れることもあるそうです。

このEZアプリが切れると、「ケータイ de PC メール」・「災害時ナビ」・「EZ・FM」などのKDDI(au)が提供しているアプリは利用ができなくなるそうです。KDDI以外で提供しているアプリは利用できるものの、サービス終了後のダウンロードおよびアップデートは行えなくなるので注意が必要です。

ただ、今回終了するのはEZアプリなので、EZweb(ウェブ・メール)やワンセグ機能などといった機種固有の機能は、現状そのまま利用可能になっています。

私もBREWアプリには結構お世話になっています。気の狂ったようにテトリスやってたもんなぁ(笑)。


「GLOBAL PASSPORT」は2000年にサービスを開始。その後パケット通信が使えるようになるなど利便性が拡大されていきました。
今回終了するのは3Gでのローミング。日本でもそうですが、海外でも4G(LTE)のサービスが普及し、3GないしいはGSM(2G)のサービスが軒並み終了しており、海外で3GないしはGSMのみの国際ローミングサービスは2012年から80%ほど減少しているのだそうです。


どちらも時代の流れってやつですわね。終了は残念ですが、もっと便利なサービスも始まっていますし、これからはそちらをどんどんと使っていきましょう・・・基本的には(苦笑)。<昔のサービスの方が使い勝手がいいってのもあるからな。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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