2016年05月20日

ノキア、鴻海の傘下へ

かつてノキアと言えば、世界を席巻したケータイブランドでもあります。
そのオリジナリティあふれるデザインは、日本に住む私達にも、特にマニアの間では話題になったものです。日本でノキアブランドを主に扱っていたのは、J-PHONE→ボーダフォン(現在のソフトバンク)。J-NM02なんかはよく売れた機種でしたね。ドコモも扱っていましたが、どちらかというとマイナーな機種という扱いでもありました。

後に、ノキア自身でVertu(ヴァーチュ)とい超高級ブランドを立ち上げたものの、数年で撤退となりました。そこからは、独自OSに転じたものの、やはりダメで、最終的にはWindows Phoneとしてマイクロソフトの傘下に入って態勢の立て直しを図ったのですが、こちらも上手くいかなかったようです。
ちなみに、ノキアはOSでも成功していたんですよ。例えば、日本のフィーチャーフォン(ガラケー)に積まれていたOSがはノキアが開発に関わっていたSymbian OSというもの。一時は世界を席巻していたというのに・・・。


そして、携帯電話事業を撤退していたノキアは、台湾にある鴻海(ホンハイ)精密工業のグループ会社に買収されることで、再び携帯電話業界にやって来ることになりました買収額は3億5000万ドル(約380億円)で、関係者が立ち上げた関連会社と共に機種開発を行い、鴻海で製造するというふうになるようです。

ただ、OSが何になるのかは不明過去の流れから行けば、Windows Phoneというふうになるのでしょうけど、マイクロソフトの傘下から離れてしまった以上、世界的な主流になっているAndroidでの開発になるのではないかと思います。
そうなると、鴻海が買収したシャープの携帯電話事業をどうするのかが今後のポイントになってくるでしょう。AQUOSケータイという魅力的なコンテンツを抱えているだけに、こちらとの併用となるのか『NOKIA』としてAQUOSケータイを出していくのか?Androidで製作していくとするのなら、このあたりが気になるところですね。まさかシャープがiPhoneの関連部品を製造している関係を利用して、iOSの端末を出したいなんてことは思ってないでしょうなぁ(ギャハ)。


さぁ、どうする鴻海?ノキアを生かせるのか?


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Posted by alexey_calvanov at 23:13│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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